teasi肩関節と股関節が比較されるように足関節と手関節もよく比較される対象になります。

しかしそれぞれ似ているようで特徴的な構造をしています。

今回は足部と手部においての軸の違いについて骨構造から読み取っていきたいと思います。

是非興味のある方は読み進めてほしいと思います。

 

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足と手それぞれの軸

結論から言うと…

足部の軸は第2趾手部の軸は第3指になります。

ここでいう軸は足部、手部ともに背側からみた内転・外転運動の軸です。

 

足部の軸

足部の軸は以前…

モビライゼーションのコツ ~足部編~

ここでも紹介しました。

すごく大事なのでもう一度簡単に説明したいと思います。

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ご覧の通り第2中足骨底は第1,3中足骨底に挟まれるだけでなく、内・外側楔状骨にも挟まれています

そのため関節の動きとしては強固でそのため先ほど説明し足部長軸としての機能と以前も解説しています横アーチとしての機能も持ち合わせ、一つの足部の中心的役割(キーストーン)を担っています。

これが足部の軸を形成する第2中足骨の骨構造になります。

 

手部の軸

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手部の軸で特徴的なのはやはり有頭骨になります。

よく手部の長軸をみる時はこの有頭骨と第3中手骨との結合が強固なのとそれぞれの骨の軸がしっかり長軸方向を向いていることからここが軸として扱われている証拠になります。

またこの第3中手骨と有頭骨を結んだ延長線上には橈骨背側にリスター結節を触診することができる。

この有頭骨は手根骨の中でも最も面積の広い骨として知られ、触診する上でも重要な骨になります。

手関節の動き

手関節は内・外転の動きより屈曲・伸展や回内・回外の評価をされると思います。

しかしその動きは一様ではなく、複合した運動だと知っておくことも有用です。

手関節屈曲 ⇒ 内転・回内

手関節伸展 ⇒ 外転・回外

これらの運動が複合し、運動を遂行する形になります。

そのため手関節の治療をされる方は一方向性の治療ではなく、手関節屈曲に制限がある際は内転や回内運動を行うことで結果的には手関節屈曲への間接的アプローチになることを理解しておくといいかもしれません。

 

 

いかがだったでしょうか。

今回は足部と手部の軸の違いについて解説してきました。

よく比較対象にされるもの同士ですが、それぞれ特徴を持っています。

荷重関節と非荷重関節での違いもここには隠されているのかもしれません。

今回は少し短くなりましたが最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

画像引用(一部改変):Anatomography http://lifesciencedb.jp/bp3d/