ふくらはぎの痛みって立ち上がったり、歩いたりするだけでも痛みを感じたり、もちろんスポーツされる方もよく感じる痛みの一つでなかなか厄介な痛みです。

また整形外科に行ってもふくらはぎの痛みでは湿布や電気治療だけなどで対応され、なかなか良くならないという方も多いのではないでしょうか?

でも大丈夫です!

正しい治療法を実践していけばおのずと痛みは引いていきます!

今回は”ふくらはぎの痛み”で悩んでいるあなたにたった5分でできる7つの簡単な治療法をお伝えします。

すぐに実践し、ふくらはぎの痛みを取り除いて快適な生活を取り戻しましょう!

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ふくらはぎ全体の痛みに効く治療法

ふくらはぎを触って熱感を感じたり、筋肉の一部が凹んでおり、前からスネの骨を叩いて響く場合はSTEP1へ

それ以外の痛みは場所に応じて参考にしてください。

STEP1 アイシング

ふくらはぎを触って熱感や筋肉の一部が凹んでいるように感じる時は…肉離れ

前からスネの骨を叩いて響く場合は…疲労骨折

これらが疑われます。

この場合はすぐさまアイシングを実施してください。

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POINT① しっかりと空気を抜いた状態を作る(布や薄手のタオルでくるむ)
POINT② 30分ほど患部に当てる
POINT③ 冷たい痛みを感じなくなるまで冷やす

 

ちなみに疲労骨折の場合…

初期の疲労骨折ならレントゲンにも映らない場合があるため診断が難しいとされていますが、早期に医療機関を受診し、治療されることをお勧めします。

 

STEP2 No.1膝裏のストレッチ

膝関節の裏には膝下の筋肉に栄養を送る血管や動きをコントロールする神経が走っています。

そのため膝裏の柔軟性はとても大事になってきますが、とても絞扼されやすい場所の一つのためストレッチを行っておくことが他の治療法にもあとから効いてくるような重要な場所になります。

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POINT① 膝裏にある筋肉をイメージして
POINT② 痛くない程度の引っ張り感を感じる強さ
POINT③ 引っ張り感を感じる場所で15秒以上止める
POINT④ ゆっくりと元の位置へ戻す

 

STEP2 No.2ふくらはぎのストレッチ

上記の膝裏ストレッチをした後には特に有効な治療法になります。

ふくらはぎの筋肉は疲労感や痛みがあると必ずと言っていいほど筋肉が硬くなります。

この状態では常に筋肉が緊張状態にあり、ON-OFFの状態がなく、常に筋肉がONの状態であることがよく見受けられます。

そのためじっくり時間をかけてストレッチすることでふくらはぎの筋肉の柔らかさを取り戻し、痛み・疲労感の解消へと繋げます。

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POINT① ふくらはぎの筋肉を伸ばすイメージをもつ
POINT② 痛くない程度の引っ張り感を感じる強さ
POINT③ 引っ張り感を感じる場所で15秒以上止める
POINT④ ゆっくりと元の位置へ戻す

 

 

ふくらはぎ上側の痛みに効く治療法

STEP3 No.1 膝裏のマッサージ

膝裏の少し外側にあるヒラメ筋という筋肉はふくらはぎの上側に関連痛を引き起こします。

(※関連痛とは…筋肉を押した場所から離れた場所にまで痛みを放散させること)

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POINT① 痛くない程度の圧力で押す
POINT② およそ30~60秒間、押し続ける。
POINT③ ゆっくりと手を離す

 

STEP3 No.2 膝裏のマッサージ

膝裏のちょうど真ん中を走る足底筋はヒラメ筋同様にふくらはぎの上側に関連痛を引き起こすため治療対象となります。

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POINT① 痛くない程度の圧力で押す
POINT② およそ30~60秒間、押し続ける。
POINT③ ゆっくりと手を離す

 

 

ふくらはぎ下側の痛みに効く治療法

ふくらはぎの下側の痛みに関してはふくらはぎの筋肉とアキレス腱との関連性が最も深いためまずは入念にSTEP2のNo.1,2の治療を行ってから次のSTEPへ移っていただくとより効果的です。

STEP5 ふくらはぎ中央のマッサージ

ふくらはぎの中央には後脛骨筋という筋肉がありますが、この筋肉はふくらはぎの下側に関連痛を持つ筋肉になります。

しかし直接は触れないため上記のふくらはぎの治療によりしっかりと筋肉を緊張状態から解放しておくと治療がより効果を上げやすくなります。

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POINT① 痛くない程度の圧力で押す(深部をイメージして)
POINT② およそ30~60秒間、押し続ける。
POINT③ ゆっくりと手を離す

 

 

ふくらはぎ内側の痛みに効く治療法

STEP6 ふくらはぎ内側のマッサージ

ふくらはぎの内側の筋肉である腓腹筋内側頭は押した場所周辺、ふくらはぎ内側付近に関連痛を引き起こします。

この腓腹筋という筋肉はふくらはぎの筋肉の中では一番表面にあるため触りやすい状態にあります。

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POINT① 痛くない程度の圧力で押す
POINT② およそ30~60秒間、押し続ける。
POINT③ ゆっくりと手を離す

 

 

ふくらはぎ外側の痛みに効く治療法

STEP7 ふくらはぎ外側のマッサージ

ふくらはぎの外側にある筋肉の腓腹筋外側頭は先ほどの腓腹筋内側頭と同じ筋肉で二股に分かれた外側の筋肉になります。

もちろんこの腓腹筋外側頭も表面に位置するため触りやすい筋肉になっています。

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POINT① 痛くない程度の圧力で押す
POINT② およそ30~60秒間、押し続ける。
POINT③ ゆっくりと手を離す

 

 

症状が全く改善しない場合

1、何も行わず安静にする

今回お伝えした7つの治療法のうちご自身の痛みにあった治療をしても全く効果を得られなかった場合、まず安静にしてみてください。

無理を押して行う治療は状態を悪化させる危険性もあります。

また完全に治っていない状態でのスポーツや運動も避けてください。

ふくらはぎの筋肉は疲労やオーバーユースと言って使い過ぎによる痛みの可能性もあるため症状が改善しない場合はまず安静にしてみてください。

 

2、早期の医療機関受診

歩いたらもちろん痛いけど、ふくらはぎを触っても痛い。

スネを前から叩くと響く。

これらがあったら早期に医療機関を受診することをお勧めします。

ここまで来ていたら疲労骨折を起こしている可能性があるかもしれません。

しっかりと病院にて精密検査を受けることが痛みを取る最善の方法であると言えます。

 

いかがだったでしょうか。

あなたのふくらはぎの痛みに効果のある治療法はありましたか?

是非これからはふくらはぎに痛みのない、快適な生活やスポーツを行える状態を取り戻してもらえるよう心から願っております。

画像引用:Anatomography