「絶対に覗かないでね…」

お風呂に入る前の彼女に言われたらどんな気持ちになりますか?

男性なら何となくわかるはず…

『絶対覗いたらダメと言われると、余計気になってしまう…』

『ソワソワするから、少しだけ。少しならいいよね…』

わかります?この何とも表現し難い気持ちが!

さて今回は、『そう言われるとつい…』と思ってしまい、これによって相手の心を掌握し(えっ、自分が掌握されてる?)、グッと掴んで離さなくできる可能性がある心理テクニックについて解説していきたいと思います。

ということで、今回はなかなか過激な話が満載なためここから先…

男性の方は閲覧禁止です!

さぁここから先、とくとお楽しみください。

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あれ?まさか?

あれあれ?まさか男性の方が読んでいませんか?

…ってこれは罠です

男性は閲覧禁止!と言われると、男性の方なら余計に先が気になってここまで読んでしまってるんじゃないですか?

そう、これも今回の心理テクニックの一つなんです。

わざと男性だけ閲覧禁止!って言いました。すいません。

ブログに女性だけ読み進めることができるなんてそんなすごい機能はないですから。

さぁこの心理テクニック、まだご紹介していませんでしたね。実はこの心理テクニックのことを…

カリギュラ効果といいます。

カリギュラ効果とは…

まぁもう何となくわかると思いますが…

何かを禁止されたり、妨害されたりすると、その反対の行動を起こしたくなることを言います。

ちなみにこの【カリギュラ効果】の語源は、その昔【カリギュラ】という映画があったのですが、内容があまりに過激であったため、公開禁止になるほどの映画であったため”公開禁止になるほどすごい映画なんだ!”と話題が広まり、人が殺到したことから名づけられたといわれています。

このカリギュラ効果、あなたの身近にもたくさんあることご存知でしたか?

・週刊誌の袋とじ

・危険!進入禁止!

・絶対に話してはいけないといわれた内緒話

・このボタン、押したらダメ!

・絶対見ないでよ!入ってこないでね!

似たようなことではありますが、他にもたくさんのカリギュラ効果を使ったものがあります。

いやでも本当に押してはいけなかったり、入ってはいけないところに入ってはいけませんよ。

犯罪になりかねないですから…

 

これはNG!カリギュラ効果の下手な使い方…

本当によくあるダメな例を挙げます。

こんな使い方したらダメですよ…逆効果になっちゃいますから…

・いつまでも遊んでいないで、早く勉強しなさい!!!

・そんなふしだらな格好しないで、ちゃんとスカート伸ばしなさい!!!

・絶対に私以外の女の人と仲良くしないでよ!!!

・あんた、もうそんなに太ってるんだから甘いものはよしなさい!!!

こんなこと言われたら、心の中で『うるさいぁ』『言われなくてもわかってるよ』そう思いませんか?

人って相手に気に障ること言われると、反抗心が芽生えるんです。

だから逆効果なんです。

いやもちろん、逆効果だからってそのまま反対に使えばいいわけじゃありません!

・勉強なんかいいから、ずっと遊んどきなさい!

・短い方が可愛いならそのままにしときなさい!

・どんどん私以外の女の人と仲良くなっていいよ!

・甘いもの食べたって太る人は太るんだからどんどん食べなさい!

いやこれで逆のカリギュラ効果が働く人ならいいかもしれませんが、全然効果がない人もいるわけです。

だから相手を説得したいときは自分自身が行っていたり、相手のメリットや心惹かれる内容(好奇心をそそられるもの)を取り込みながら説得する方がずっと良いです。

例えば勉強を例にとると…

まず親が勉強している姿を見せる。

勉強は楽しい、勉強することで学びが増え、視野が広がることを教える。

そして本人が勉強に興味をそそられ、自分から勉強したいと思えるような環境にする。

決して無理強いはしない。

まぁ言葉で言うのは簡単ですが…要するに強制して怒ってもむしろ逆効果ですよってことです。

 

カリギュラ効果の本当の使い方

本当の使い方って言うと、ちょっと語弊があるかもしれませんが、私が思う効果的な使い方についてご紹介したいと思います。

まずは自分たちにどのようなメリットを引き込みたいか考えてからの方がいいでしょう。

(もちろん相手にもそれ相当のメリットを送る必要はありますよ)

では私が理学療法士なので治療院の顧客向けに送る言葉で考えてみましょう。

ここで私が得たい、メリットは『本当に腰痛で困っている人を集客したい』とします。

では…

 

 

「私はここ数年、腰痛に関する研究・症例検討を行いながら、ある結論に至り、約95%の方の腰痛を改善させることができるテクニックを開発しました。

しかし、一日にみれる患者さんの数は10人までが限界です。

そのため…

・簡単に腰痛治したいな…

・治療費を安く済ませたいな…

・楽な治療法ならいいな

このようにお考えの方は、当院での治療をご遠慮ください。時間とお金の無駄になります。

私は本当に腰痛に困り、一刻も早く、腰痛から解放されたいと願っている方にのみ治療を施したいと思っています。

是非、腰痛でどうしようもなく、お困りの方はこちらまでご連絡ください。」

 

ちょっと荒っぽい説明かもしれませんが、腰痛のある人に来ないでくださいということでカリギュラ効果を応用しているんです。

自分の治療院を持っているわけではないので検証してはいませんが、このような使い方だと…

『えっどんな治療をするんだろう』

『ちょっと気になるから行ってみようかな…最近腰が痛かったし…』

こんな気持ちにさせられる可能性が高まります。

逆に誰でも来てください!とかいつでも待ってます!なんて普通のこと言われても、自分に向けられて言っているわけでもないし、緊急性もないので全然相手に響きません。

少し荒っぽさは感じますが、このような使い方はカリギュラ効果を使った効果的な活用方法だと思います。

 

まとめ

人間は「ダメ!」と言われると余計に気になる
安易に叱ると逆のカリギュラ効果が発生する
本当に訴求したい内容をカリギュラ効果を使って応用する

 

いかがだったでしょうか。

あなたの周りにも【カリギュラ効果】がたくさんあることに気が付きましたか?

これをうまく使いこなすのもあなた次第です。

是非、ここで学んで【カリギュラ効果】を実生活でも生かしてほしいと思います。

それでは今回も最後までご覧いただきありがとうございました。