自信がない…

知識がない…

何すればいいかわからない…

 

しかし理学療法士になった以上、

患者さんの治療はしないといけません。

 

だから頑張って本を読んだり、

セミナー行ったりして勉強するけど…

患者さんは全く良くならない。。。

 

恐らく誰もが経験します。

 

今は有名となりセミナー講師を務めている

先生方だって最初からうまくできた人は、

誰もいません

 

スタートラインは皆、一緒です。

 

治すことができないのにしないといけない…

このもどかしさを解消するためには

どうしたらいいのか…

 

これには一つのカギしかないと思ってます。

もちろん聞けば「そんな事か~」

と言うと思います。

 

だけどもっと深く考える必要があります。

 

何故患者さんが来てくれるのか?

患者さんに次、来てもらうためには

どうしたらいいのか?

 

ここら辺を真剣に考えられば、

知識や技術がなくてもやっていけます。

 

私自身そうやって乗り切ってきました。

 

どうしよう…どうしよう…

と悩んでいる方は是非読んでください。

 

当たり前のことが書いてあります。

しかしこの当たり前をいかに徹底するかが

大事です!

 

さぁあなたも詐欺師を目指しましょう。笑

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詐欺師?

冗談ではありません。

本気です。

 

しかし真に受けないでください。

あくまでも例えです。

 

ではなぜ詐欺師を目指すのか?

答えは簡単。

「自分の治療に自信がないから」

 

詐欺師とか悪徳業者って

悪い事してるイメージありますよね?

 

もちろん悪い事してると思います。

人を言葉巧みに操り、

全然効果の無い商品を売ったりしてます…

しかしその裏ですっごいお金持ってる…

 

一方、一生懸命良い商品を作り、

世の中に提供しようとしている職人さんが

全く売れず、家計が火の車…

何てこともあるみたいです。

 

良い商品 = 売れる

悪い商品 = 売れない

必ずしもこうではないんです。

 

良い商品 = 売れない

悪い商品 = 売れる

こんな事が起きてしまう可能性があります。

 

かと言ってあなたに悪い商品を売る詐欺師を

目指せ!と言ってるのではありません。

ある程度まで徹するんです!

 

悪い商品、すなわち今の自分…

知識・技術がない理学療法士…

知識・技術がある理学療法士に比べたら

明らかに価値は低いはずです。

 

しかしそれを元にどうやって食べていくのか

はたまたどうやって自分を売るのか?

真剣に考えないといけません。

 

誰だって最初は知識・技術がありません。

そして身につけようと思っても

すぐに身につくものでもありません。

 

もちろん自分という商品を良質にしていく

ということは重要です。

しかしその間をどう乗り切るか…

そのカギが詐欺師にあるんです。。。

 

答えは…

詐欺師を参考にどういう状態を目指すのか…

それは至極簡単なこと。

あなたがすでに分かっていることです。

 

それは…

信頼関係

ただそれだけです。

 

拍子抜けしましたよね。

「そんなこと知ってるわ!」

「なんだ、ここまで読んで損した…」

 

ちょっと待ってください!

もう少し話を聞いてください!

私はただ、

「患者さんと信頼関係を作りなさい!

そしたら患者さんはついてきます。」

 

そんな安直な考えだけで言ってるんじゃ

ありません!

 

だからもう少しだけ読んでください…

 

患者さんの疑問…

痛みがあって整形外科に来て、先生から

リハビリを勧められてくる患者さん。

いったい何を思ってると思いますか?

 

「リハビリってどんなことするんだろう…」

「人がいっぱいいるけどどの先生かな…」

「ちゃんと腕がいい人なんだろうか…」

「いつになったら痛みが良くなるんだろう」

「いつまで通わないといけないんだろう…」

 

まだまだ色んなことを考えてると思います。

大事なのは患者さんが不安に感じている事を

引き出し、その不安を解消してあげること。

 

そしてその最初に安心感が重要なんです。

 

「この人、大丈夫かな?」

「何だか頼りない…」

こう思われたら治療効果は格段に落ちます。

 

「この人なら…!」

「通ってくれば良くなりそう…!」

こう思わせるだけで治療効果は上がります!

 

人って単純明快です。

信頼できる人の言葉は聞き、

信頼できない人の言葉は聞きません

 

だから最初は相手に安心感を与え、

話をしていくうちに相手の不安を取り除き、

信頼関係を構築することが大事なんです。

 

だって冷静に考えて、

あなたを目掛けてくる患者さんならまだしも

ほとんどがそうじゃありませんよね?

 

だったらいかに安心感を与えて信用させるか

詐欺師と同じ戦法です。

 

詐欺師とか悪徳業者って

自分の売ろうとしている商品が劣悪である

ということは分かっています。

十分わかった上で売るんです。

そして商品が悪いからこそ、

相手を信じ込ませる。

 

別にあなた自身がずっと悪い商品である

必要はありません。

 

むしろどんどんレベルアップするべきです。

しかし最初からはそんなことできないから

相手に「この人なら大丈夫だ!」

と信じ込ませることが大事。

(信じ込ませる…少し言葉が悪いですが…)

 

だから少しでも患者さんの感情に

敏感になってください。

 

患者さんは誰しも不安を抱えています。

その不安を解消することが最優先です。

 

痛みをとることだけが仕事ではありません。

もっというと私たちの手は痛みを取れる

というわけではありませんよね。

 

機能障害を治す事は出来るかもしれませんが

痛み自体を取ることはできません。

 

話が脱線しましたが、

とにかく不安を聞き、解消してあげる。

 

この安心感・信頼関係が治療の良し悪しさえ

決めてしまう可能性が十分にあります。

 

コツは一つ!

簡単です。

患者さんに聞けばいいんです

 

「今、不安に思っている事はなんですか?」

 

そう単刀直入に聞けばいいんです。

もしかしたら、

意外な答えが返ってくるかもしれません。

 

「私が膝痛いのに旦那が何もしてくれない」

「孫たちが遊びに来るけど、

どこに連れて行けばいいのか迷ってる」

「職場の上司と折りが合わない」

 

最初からこんなことは相談されませんが、

たまにはこんな思いがけない悩みを

打ち明けてくれる方もいます。

 

でもそれも信頼関係あっての話です。

 

もちろん最初は普通の悩みがあります。

先ほど話したように…

「この痛みはいつまで続くのか?」

「この痛みの原因は何なのか?」

「いつまで通院すればいいのか?」

 

正直に患者さんに聞いてください。

そしたら患者さんも教えてくれます。

そこであなたなりの答えを伝える。

 

中途半端ではいけません。

ある程度、根拠があったり自信をもって

答えてください。

 

その伝え方いかんで相手に与える影響が

変わります。

 

とにかく自分だけが喋り続ける事がないよう

気を付けてください。

 

あなたは患者さんの相談役。

患者さんの不安を解消するアドバイザー。

 

そう自分を捉えてください。

知識・技術がないうちは詐欺師に徹しろ!

 

言葉尻だけ捉えないでくださいね。

今さら言っても遅いかもしれませんが…

 

それでは今日も臨床を楽しんでいきましょう

 

最後までご覧いただき、

ありがとうございました。