無料PDFを配布し始めてから早一ヵ月…

以前にも増して、メールやメッセージを

頂く件数が格段に多くなりました。

 

そんなメールやメッセージを頂いて思う事、

それは…

相手に伝える言葉の大切さです。

 

すごく丁寧に好意的な文章を送ってくださる

方もいれば、全く正反対の方もいる。

 

その両方を受け取り感じるものがあります。

 

「言葉は使い方によって、

人を喜ばせたり、傷つけたりする」

 

そんなこと元から分かってたんです。

分かってはいたんですけど、こうやって

実際に頂くと、自分が患者さんから

どんな言葉をかけてもらうのが、

最高なのか考えさせられました。

 

そこで私なりですけど、

”患者さんから引き出したい最高の言葉…”

 

今回はこれについて話したいと思います。

 

理学療法士ってある意味、

一人の教育者だと思うんです。

 

そういう観点で自分のやっていることを

振り返ってみると仕事をより有意義なものに

してくれるための相手からの言葉。

 

これに勝る重要なものはないかもしれません

 

是非、仕事に対する情熱を失っている方

リハビリの仕事全然面白くないな~と

思っている方に読んでいただきたいと

思います。

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何のために仕事しているのか?

これって別にリハビリの仕事にしているから

というワケではなく、どの仕事でも

いいんですけど…

「何のために仕事しているのか?」

考えたことありますか?

 

先ほど理学療法士はある意味、

教育者だと言いました。

 

これは完全に私の個人的な意見です。

だから反対意見があるかもしれません。

しかしここでは少し私の話に耳を傾けて

くれませんか?

 

リハビリって治療をして終わり…

ではないですよね。

自分の持っている知識や情報を生かして

患者さんに指導したり、アドバイスする事も

仕事のうちに含まれています。

 

だから患者さんが間違ったことをしていたら

「これが正しいやり方です」

と諭すことも大事です。

 

もちろん100%正解なんてありません。

しかしそれが患者さんの身体に不利益な事

だと分かっていたら、止める責任があります

 

だからある意味、教育者だとお伝えしました

 

ではここでは、

理学療法士 = 教育者

であるという理解の元に話を進めますが、

教育者って何が最大の喜びだと思いますか?

 

そしてこれが私たちが患者さんから

最も引き出したい言葉に繋がると思うんです

 

まぁブログ何で一方的に伝えることしか

出来ませんが、私なりの考えを言います。

それは…

 

「自分の教えが相手の人生に対して

プラスに働いたとき」

 

これが教育者最大の喜びだと思っています。

 

私たちは相手に対して治療をする時も、

言葉をかける時も相手が良くなるために

治療したり、アドバイスするわけですよね。

 

だったらその治療やアドバイスが

相手を良い方向に導ければ嬉しいものです。

 

理学療法士の中にはそれだけを生きがいに

頑張っている!という人もたまに見かけます

 

別にそれが正しいとか皆ここを目指すべき!

とかそういう事を言いたいわけじゃ

ありません。

 

しかし無意識の中で私たちは、

相手にとってプラスになることを

いつでもやっているという事。

 

そしてそれを言葉にされると、

教育者としては最高に嬉しい体験なんです。

 

「良くなりました!」じゃダメ?

これよく患者さんが言ってくれませんか?

「前回の治療後、痛みはどうでしたか?」

なんて聞くと、

「良くなりました!」

とか

「あの後、少しは良かったです。

だけど1日経ったら元に戻りました」

とか…

 

ちょっと言葉のニュアンスと結果が違っても

私の中では、

あぁうまくいかなかったんだ

と解釈します。

 

何故か?

そこには全く”具体性がない”からです。

 

本当に良くなったんであれば、

「治療していただいた後、いつもは痛いと

感じる階段を登ってみたんです!

そしたら、一歩ずつ上がったんですけど、

痛みなく登れました!」

 

「治療に来る前は目の高さより高いものを

取ろうとすると肩が痛くて痛くて、

腕を上げられなかったんです。

だけど今朝は無意識のうちに上の物に

手を伸ばして取っているのに気づいて

ビックリしました!

ありがとうございます。」

 

ハッキリ言って「良くなりました!」

では何が良くなったのか分かりませんよね

恐らく気を使って言っているだけです。

 

鵜呑みにしないでください。

患者さんの「良くなりました!」に

気を良くして前回と同じことをしても

結局は良くなりませんよ。

 

だから具体的な言葉を添えて感謝された時は

本当に喜ぶべきです。

 

もちろんあなただけの

お陰じゃないかもしれません。

 

しかし患者さんにとっては人生がプラスに

働ている証拠になります。

 

そうだから私たちが患者さんから

頂く言葉の中で最高の言葉とは…

 

「具体性を持った成功体験談」

 

だと思うんです。

ということは…

 

感謝の伝え方…

もう何が言いたいか分かりますよね。

あなたが誰かにお礼や感謝を伝える時に

気を付けること。

 

それは”具体性”です。

 

自分の事ばかり語ってはいけません。

相手が与えてくださったものに対して、

自分がどう解釈し、取り入れた結果、

どのように人生が好転したかをありありと

伝えてください。

 

それが相手を一番喜ばせることになります。

 

何かをお願いするときだって一緒です。

特に自分が一番苦しかった時に救いになって

くれたのがその相手なら、その感動を

想いのままに伝えることが大事です。

 

人は誰だって誰かの役に立ちたいと

思っています。

しかしそれを面と向かって言われることは

そう多くはありません。

 

だからこそあなたには使ってほしいんです。

 

人を喜ばせる経験を積めば、

いずれ自分にも返ってきます。

 

是非、今後のあなたの人生にも言葉の力

理解し、どんどん良い方向へ向かっていって

いただければ嬉しく思います。

 

今回は沢山のメール・メッセージに

気付かされました。

いつもご連絡してくださる方に

感謝申し上げます。

 

ありがとうございました。