前々回…

【なぜ理学療法士はセミナー中毒に陥りやすいのか?】

ここで理学療法士がセミナーに行く理由を

つらつらと書かせていただきました。

 

簡単に言うと、

人は不安とか不快な状態が嫌いで、

それを解消したいと思っている!

 

だから理学療法士はセミナーへ行って、

仕事で感じる不安や不快な感情を少しでも

軽減させようとしている

 

その中でもいくつかセミナーへ行くための

理由があって…

 

と話し続けると長くなので、

是非、前々回の記事も読んでいただければと

思います。

【なぜ理学療法士はセミナー中毒に陥りやすいのか?】

 

さて今回は何を話すかと言うと…

タイトルにも書いてありますが、

”なぜ理学療法士はあんなにもセミナーへ

集まるのか…”

 

別に理学療法士に限ったことではありませんが

本当に理学療法士ってセミナーへ

よく行きますよね。

 

異常なくらいお金使ってると思います。

 

だって大体年収の3~10%が妥当。

と言われてるのに対してですよ、

100万円とか使っている時点でおかしい!

(このおかしい!は賞賛でもあります)

 

せいぜい40万円くらいに抑えないと

いけないはず!

だけどなかなか上手くいきません。

 

それは何でかと言うと…

と言うのをこれから解説していきたいと

思います。

 

しかしこれは私一個人の意見ですから!

『あ~確かになぁ~』

『まぁ言われてみればぁ~』

『そうかなぁ~』

『違うんじゃない?』

 

色んな捉え方があって良いと思うんです。

特にセミナーに年間40万円使ってる!

と言う方は必見ですよ…

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なぜ人はお金を使うのか?

これですよね!

結局これ!

なぜ人はお金を使うのか?

 

なぜ理学療法士はセミナーにお金を使うのか?

 

これが分かれば問題は解決したようなもの。

 

何故だと思いますか?

だって受けたこともない先生のセミナーや

バカ高いセミナーだって行く人いますよね?

 

それって何故だか考えたことありますか?

私は最近になって考えました…

(遅すぎる!手遅れ過ぎるー!!)

 

でも恐らく答えは単純…

それは…

 

『価値がある』

 

と感じたから。

えーーーーーーっ!

こんだけーーーーーーーー!!!

と思うかもしれませんが、たぶん真実です。

 

価格 < 価値が上回った時

実際に行ったことないセミナーでも、

PTOTST.netさんとかで見つけたり、

職場に来るセミナー案内などをみてから

セミナー行きますよね?

 

そして大体はどんな目的で、

どんなことを教えるかが書いてある。

例えば…

 

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「変形性膝関節症に対する最新テクニック」

 

今回、〇〇先生をお招きし、変形性膝関節症に

関する最新データをもとに新たに構築された

テクニックをご教授していただけることに

なりました!

是非興味のある方は奮ってご参加ください!

 

日時:平成〇〇年〇〇月〇〇日

場所:〇〇病院 リハビリテーション室

講師:〇〇 〇〇先生

参加費:10,000円

定員:20名

 

【プログラム】

1、変形性膝関節症の最新疫学

2、変形性膝関節症の最新動態学

3、変形性膝関節症のグレードアップ評価法

4、変形性膝関節症の歩行観察ポイント

5、変形性膝関節症に対する最新テクニック

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自分で架空のセミナー内容かいてみましたが、

何だかこんなのあったら、

「自分が行きたいな…」

と思ってしまいました。

 

でもこんなセミナー案内、よくありますよね?

 

そして自分の頭の中で想像するんです。

 

≪あなたの脳内≫

 

『うわぁ結構面白そうな内容だなぁ』

 

『これに行ったら膝OAの人の見方変わるかな』

 

『そういえば最近、膝の治療が上手くいって

なかったから行ってみようかなぁ』

 

『これやったら膝の人、治るかもなぁ』

 

『10,000円だったら結構リーズナブルだし…』

 

『よし!行こう!』

 

完全にあなたの脳内で完全に、

価格 < 価値が上回りました

 

そしてお金を振り込むんです。

実際、これだけだと思うんです。

 

教えてもらえるけど自分で100%出来る!

という確約はないものの自分自身で未来を

想像して自分に投資しているんです。

 

『このセミナーを受けたら…』

『これさえ知ってれば…』

『もしかしたら…』

 

こんな事を頭で想像した時点で、

どうやってお金を工面するか考えてます。

 

だから最近のセミナー業界はすごい勢いで

バンバン、セミナー開催してますよね。

 

ざっと調べただけで、

年間1500件はあるんじゃないかな?

と思います。

 

理学療法士だけでこの量ですよ?

他の職種や資格のセミナーを入れれば

とんでもない数です…

 

それでも受講者が後を絶たないのは、

元々仕事自体に不安を抱えており、

それを解消したいと考えているから。

(前回の記事に書いてます)

 

そしてあなたの脳内で、

価格と価値を天秤にかけた時に

価格 < 価値が上回り、

人は財布のひもを緩めるんです。

 

だからココだけの話…

あなたもセミナーを受ける側だけではなくて

セミナーを主催する側に回った方が

いいです…

 

常に受け身の状態が続くと、

いつまで経ってもお金の不安は消せませんよ?

 

そして思うわけです。

 

『あれ?

あんなにセミナー行ったのに、

何も役に立ってないや…』

 

こうならないように自分の立ち位置を

変えたり、勉強方法も再考した方がいいです。

 

そしてちゃんと自分が支払うお金と

それに見合う金額に対してよく吟味してから

投資することをお勧めします!

(昨年200万円投資した私が言っても

説得力ありませんが!)

 

感情が先立つと押さえるのが難しくなるので

冷静に考えてくださいね。

 

ということで今回はここまでです。

 

価格 < 価値を上回った時に

人はセミナーへ参加する。

 

これだけ覚えておいてください!

 

それでは今回も最後までお付き合いいただき、

ありがとうございました。

 

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