早速聞こえてきそうです…

成長ホルモンってなに？

何でダイエットにホルモンが必要なの？

その3つのポイントってなに！？　早く教えてよ！！

もったいぶって申し訳ないですが、順を追って説明していきます。汗

そもそも成長ホルモン自体がまだあまり世の中に浸透しておらず、一部の運動愛好家やキレイになりたい女性芸能人なんかの記事を読んだりすれば時々出てきたりします。

ちょっと話は逸れますが成長ホルモンは別名…

”若返りホルモン”と言われています。

アンチエイジング、要するに老化を防いだり、進行を遅らせる効果があるんです！

そのため主に女性がこの成長ホルモンのことに関して詳しいです。

それでは今回は…

・成長ホルモンとはなんなのか

・成長ホルモンとダイエットの関係性

・成長ホルモンを促す3つの方法とはなんなのか

この3つを中心に話を進めていきたいと思います。

読み終わったころにはスッキリした気持ちでちょっと筋トレしようかな…という気持ちになると思いますよ。

成長ホルモンとは

成長ホルモンとは…体の中で作られるホルモンの一種であり、私たちの体を作る上で様々な働きをしてくれています。

この成長ホルモンは脳の脳下垂体という部分から分泌されます。

代表的な成長ホルモンによる機能をいくつか挙げると…

成長期の骨を作ったり…

成人になると骨粗鬆症にならないように骨を強く保ったり…

先ほど説明したように老化を防ぐ（アンチエイジング）効果や…

精神的部分（集中力ややる気）を高めたり…

様々な良い面があります。

もちろんダイエットに必要な脂肪を分解する力もあります。

しかしその反面、成長ホルモン分泌のピークはとても早いのが欠点です。

成長ホルモンの分泌曲線

注：縦軸のホルモン分泌量はイメージです。

上図のように成長ホルモンは思春期から20歳代をピークに急激に減少していきます。

そのため30～40歳代にかけて急に老け込んだり、体型が変わってしまうのはこの成長ホルモンの分泌が減少してしまうからだという見方が強いです。

こんな様々な特徴を持っているのが成長ホルモンになります。

 

成長ホルモンとダイエットの関係

それでは大事な成長ホルモンとダイエットの関係性について解説していきたいと思います。

まず成長ホルモンの働きは大きく分けて2つあります。

一つ目は成長に役立つ働ききです。

先ほど説明したように骨を強くしたりすることは成長に役立っています。

もちろん筋肉を作る働きもあるため、筋トレすることで筋力アップにも働きかけます！

二つ目は代謝に役立つ働きです。

これがとてもダイエットと深い関係の働きになるんです。

簡単に言えば、成長ホルモンは脂肪を分解する働きがあるということです。

脂肪を分解する成長ホルモンは他にもいくつかあるのですが、成長ホルモンはその中でも…

ずば抜けて持続時間が長い！と言われています。

大体6時間前後、持続すると言われています。

要するに成長ホルモンが脂肪を分解するということは…

体の中の基礎代謝が高まっている状態であるということ。

そこに脂肪燃焼に効果を発揮する有酸素運動を組み合わせれば効率よく脂肪を燃やすことができるんです！

 

成長ホルモンを促す3つの方法

じゃどうやったらその成長ホルモンを効率よく大量に分泌させるか知りたくなりますよね？

その3つの有効な方法とは…

『筋トレ』！『睡眠』！『空腹』！

この3つです！さてこれを一つ一つ解説していきましょう。

方法1　筋トレ

タイトルに筋トレと書いてあるくらいですからもちろん筋トレは重要です！

成長ホルモンの分泌には乳酸が必要になります。

乳酸と聞けば、筋肉痛の原因か。

と思う方もいらっしゃると思いますが最近は見方が変わってきています。

今回は成長ホルモンが主役のため詳細は割愛しますが、

筋トレすることによって生まれるこの乳酸が多ければ多いほど成長ホルモンもたくさん分泌されます！

すると脂肪の分解が進み、また基礎代謝も上がるため脂肪を燃焼させるための下地作りには最適なわけです。

方法2　睡眠

成長ホルモンは筋トレをしていない人でも分泌されます。

その筋トレをしていない人が最も成長ホルモンを分泌されるのが…

なんと…睡眠中です！

しかも特に多く分泌されるのが入眠直後です！

成長ホルモンには2つの大きな働き（成長と代謝）があると伝えましたが、ちょうどこの睡眠中にこれらが活発に働きます。

成長期においては体の発育を促進したり、成人では健康維持。

そして疲労回復や免疫力を維持したり…これらが睡眠中に起こっているわけです。

ちなみに成長ホルモンが特に多く分泌されやすいのは…

PM10:00～AM2:00くらいだと言われています。

でも10:00に寝るのは無理ー！

…という方でも出来る限り眠りにつく時間を規則正しくするだけで成長ホルモンの分泌は安定してきます。

それに睡眠中に成長ホルモンを多く分泌するためにはまだポイントがあります！

それは…寝る前に筋トレはしない！ことです。

寝る前に筋トレをしてしまうと先に成長ホルモンが分泌され、入眠後の大切な成長ホルモンが分泌されにくくなるからです。

特に睡眠中の成長ホルモンは体の回復に重要なので、寝る前の筋トレはやめておきましょう！

それよりもストレッチをした方がしっかりと入眠できます。

過去記事参照：質の良い睡眠はストレッチで手に入れる！効果抜群のそのワケとは？

方法3　空腹

最後の3つ目は空腹により成長ホルモンの分泌を促します。

よく主婦の方で昔は痩せていたのにだんだんと歳を重ねるにつれて太ってきてる方周りにいないですか？

必ずしも主婦の方が太るわけではないでの語弊を招かないようにしないといけませんが、すぐに何かをつまんで、お腹が空いていない状態では成長ホルモンの分泌が妨げられるんです！

人間は空腹になると低血糖状態になるためそれを解消しようとする動きが成長ホルモンの分泌に繋がります。

そのため人間はある程度お腹を空かせた方が成長ホルモンが分泌されるためアンチエイジングにも効果があるんです！

他にもあります！成長ホルモンを促す方法！

・有酸素運動

⇒　筋トレほどの効果はありませんが、有酸素運動にも成長ホルモン促進効果はあります。

・ホルモン注射

⇒　美容整形でよく用いられるものです。しかし安価ではないため簡単にはホルモンの補充はできますが継続するためにはかなりの金額がかかってくるようです。

これらも成長ホルモンを促す一つの方法ですが、上記の3つが基本的にはベースになります。

 

まとめ

成長ホルモンは体の成長や代謝に関係する大事なホルモンである！

アンチエイジングにも効果がある！若返りホルモン！

特に20歳代をピークに成長ホルモンが落ち込むため注意が必要！

成長ホルモンを促すキーワードは3つ！

『筋トレ』！『睡眠』！『空腹』！だ！！

 

いかがだったでしょうか。

『筋トレによるダイエットには成長ホルモンが絶対不可欠である』という理由がご理解いただけましたでしょうか。

ダイエットするのはもちろん簡単ではありません。

しかし正しい方法と知識さえあれば自信を持って取り組めるはずです！

さぁあなたも理想の体を手に入れるべくその一歩を踏み出しましょう！

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。