早速ですけど、何のことだよ!って思いますよね
これは膝関節に関与する何かの比率になります。
(そりゃそうでしょ…)
でもあんまり注目してなさそうだから
記事にしてみようと思いました。
でも知っていることで役立つ時が必ずあります!
ただただタイトルに引かれてきた方も
興味本位で記事を見ている方も
全ての人に
『へぇ~そうだったんだぁ~』
と思っていただける記事を書きたい。
では早速ヒントを出しましょう!
それはこれらの筋肉に関係します!
膝関節の5:2に関与するヒント
・薄筋
・半膜様筋
・半腱様筋
・膝窩筋
・縫工筋
・大腿筋膜張筋
・大腿二頭筋長頭
何かヒントって言うか答えですよね…
すいません。ヒントの出し方ヘタクソで…
膝関節の5:2の正体…それは…
膝関節内旋筋の5
(薄筋・半膜様筋・半腱様筋・膝窩筋・縫工筋)
膝関節外旋筋の2
(大腿筋膜張筋・大腿二頭筋長頭)
要するに膝関節の内旋に関わる筋肉の方が
2倍以上多い!
逆に言えば、膝関節外旋に関わる筋肉は
内旋筋の1/2以下!
とも言えます。
とは言え、筋肉の総数がイコール”強い”
というわけではありません。
あくまでも膝関節の回旋を念頭に置いた時の
数の違いだけだと理解してください。
内旋優位?外旋優位?
先ほども言いましたが、筋肉の総数から言えば
内旋筋の方が倍以上多い。
かと言って全て膝関節が内旋方向へと
引っ張られるかと言えばそうとは言えない。
膝関節にかかる内反モーメントは、
大腿筋膜張筋へダイレクトに負荷としてかかり、
Ober testが陽性な例は多くあります。
それは内反モーメントだけではなく、
静的・動的な状態でより身体重心から離れた
外側ラインの組織が負荷を被るため。
大腿部は内側より外側の方が硬い!
と治療をしていて感じる方も多いと思います。
Knee inはどう説明する?
これに関しては足部抜きには語れません。
基本的にKnee inは足部が床面についた
CKCのポジションで発生します。
ちなみにKnee inは往々にして、
足関節背屈状態で発生します。
何故か?
それは足関節の軸を考えれば話は早いです。
足関節の底背屈を行う時、
真っ直ぐには行われません。
水平面で見るとおよそ20~25°傾いています。
その傾きと言うのは内果に対して外果が、
約20~25°下がっている形です。
要するに背屈するときは足部が外側に外転
底屈するときは足部が内転するということ。
だからKnee inの時って、
Knee in toe outって言いますよね。
このtoe outって足部が外転位。
すなわち背屈位であるという事。
さらに前額面から見ると…
内果って外果より高い位置にありますよね?
という事は背屈位になった時、
足部と脛骨との位置関係はより顕著になります
要するに足関節背屈時は脛骨が内方へ倒れている
という状態になります。
これはすなわちKnee in toe out状態ですよね。
ちょっと膝関節内旋筋とは
話がそれてしまいましたが、
Knee inに入るのは膝関節内旋筋が強いだけでなく
足部の構造上、そうなりやすい環境である
という事も一因になっているという事です。
膝関節回旋筋で唯一の仲間外れは?
これって他の記事にも書いたことなんですけど
分かりますか?
・薄筋
・半膜様筋
・半腱様筋
・膝窩筋
・縫工筋
・大腿筋膜張筋
・大腿二頭筋長頭
この筋肉のうち一つだけ仲間外れがいます。
さて考えてみてください!
…
…
いいですか?
…
答えを言いますよ?
…
…
…
正解は…
…
膝窩筋でしたー!!!
って正解しましたか?
ではなぜ膝窩筋だけが仲間外れなのか?
それは膝関節回旋筋の中で唯一の…
単関節筋だからです!
という事は単純に…
他の関節の影響を受けない!
ということ。
むしろ他の筋肉は股関節の影響をモロに
膝関節に伝えるとも言えます。
そのため動きの中で確認する膝関節への影響と
静的な状態で徒手にて確認する影響を
しっかりと分けて評価しなければいけません。
是非、膝窩筋に関しては他の記事でも
紹介しているので下記のリンク先から
ご参照いただければと思います。
まとめ
・膝関節内旋筋の5
(薄筋・半膜様筋・半腱様筋・膝窩筋・縫工筋)
・膝関節外旋筋の2
(大腿筋膜張筋・大腿二頭筋長頭)
・5:2の総数が多い方が一概に強いとは言えない
・Knee inでは膝関節内旋筋以外にも
足部の構造が大きな役割を持つ
・膝関節回旋筋の中で唯一の単関節筋が膝窩筋
以上になりますがいかがでしょうか。
最近はメルマガ配信の方に意識がいきすぎ、
ブログの更新がまちまちになっていましたが、
せめて一週間に一記事くらいはあげていけるよう
頑張っていきたいと思います!
それでは今回も最後までお付き合いいただき、
本当にありがとうございました。
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