「お金」
って聞くと何となくいやらしさを感じます。
それは間違った反応ではありません。
しかし正しい理解ではないかもしれません。
特に…
「お金持ち」
「お金を稼ぐ」
何か抵抗のある言葉です。
『何か悪い事してるんじゃないか?』
『怪しい事してるはず!』
『汗水たらして働いて稼ぐお金が一番!』
もちろんお金って労働の対価として
貰ったりするわけで間違いではありません。
しかし世の中では私たちに理解できないほど
稼いでいる人たちがいるわけです。
例えば年収〇億円とか…
別にここではお金を稼ぐ話をするつもりは
全くありません。
だって人より微々たる額しか稼いでいない人の
話を聞いたってあまり役に立ちません。涙
ただここでは今回、
「人は何でお金を使うのか?」
「より効率的にお金を使う方法はないのか?」
このあたりについてお話ししていきたいと
思っています。
お金って必要以上になくてもいいかもしれません
しかし、無いと非常に困ります。
お金への偏見を極力捨て、フラットな感情を
持つためにも是非、今回の話を最後まで
お聞きしていただければ幸いです。
人がお金を使う理由
例えば理学療法士が…
・セミナーへ行く
・専門書を買う
・治療テクニック収録DVDを買う
それ以外にも単純に一般の人として…
・車を買う
・家を買う
・ブランド品を買う
・外食をする
・海外旅行に行く
お金の使い方って様々です。
でもそこには必ず意味があると思うんです。
意味のない買い物ってないですよね。
特に大きな買い物になればなるほど、
大きな決断も必要になるわけですから、
そこに意味が持てないことに関しては
大金を突っ込むことはほぼあり得ません。
ではなぜ人はお金を使うのか?
それは恐らく至極単純な話です。
要するに…
「嫌な気持ち・不安な気持ちを
解消するため」
これだと私は思うんです。
例えば…
・なぜセミナーへ行くのか?
⇒ 治療が上手くできず、悩んでいるから
⇒ 知識が無いことへの不安があるから
⇒ いつも同じ治療しかできないから
・専門書を買う
⇒ 手っ取り早く情報を手に入れたいから
⇒ 少しでも勉強して不安を消したいから
⇒ 何か使える技術を見つけたいから
・車を買う
⇒ 今の車が乗りにくくなってきたから
⇒ 今の古い車に乗ってるのは恥ずかしいから
⇒ 事故が怖くて安心できる車に乗りたいから
・海外旅行に行く
⇒ 平凡な毎日から抜け出し、非日常を味わいたい
⇒ 誰かに自慢できるような場所に先に行きたい
⇒ いつも離れ離れの家族とゆっくりしたいから
全て何かの嫌な気持ち・不安な気持ち
不快に思っていることが根源となり、
その先の感情を生み出しています。
人は不快な気持ちをすぐにでも解消したい!
そう思っているはずです。
そのためにお金を使い、
【不快 ⇒ 快】
の状態へと移動させるために行動している!
のではないかと思っています。
実際にあなたはどうですか?
最近使ったお金を思い返してみてください…
例えば、『花を買う』
・部屋を明るくしたい!
⇒ 暗いイメージがあるから…
・花の匂いでリフレッシュしたい!
⇒ 嫌な事を忘れたい…
・彼女にプレゼントしたい!
⇒ 今よりもっと好きになってほしい…
色んなことを想像できると思うんです。
でもそれはほとんど
不快な気持ちを解消するための一つの手段
だという事。
効率的にお金を使う方法
今まで説明してきた部分では、
自分自身の心の中で暗に感じている
嫌な気持ち・不安な気持ち・不快な気持ち
これらを解消するために人はお金を使っている!
のではないかと解説してきました。
だから別にその気持ちを解消することができれば
問題はないわけです。
しかしせっかく大事なお金を使うなら、
より効率的にお金って使いたいですよね。
それを端的に言うと…
「人のために使う」
と言うのはよく聞きますよね。
もちろん人のためにお金を使うことは、
自尊心を高められるし、何より
”してあげた感”
を強く持つことが出来る。
しかしこれだけでは不十分だと
私は思うんです。
人、他人だけじゃない。
自分も満たしてあげないと
人は与えた相手から見返りを求めたり、
正しい使い方が出来ないように思うからです。
だからもっと正確に言うと…
「人のためにも、自分のためにも…」
という精神でお金を使うといいでしょう。
そこでもやはり考えてもらいたいのは、
相手の感情です。
先ほどお伝えした
嫌な気持ち・不安な気持ち・不快な気持ち
これを往々にして解消しようとして
皆さんお金を使っています。
だから病院に来てリハビリを受けてお金払って
帰るのもこれらの気持ちを解消するためが
少なからず含まれています。
・痛みがあってものすごく不快…
・膝が曲がらなくて階段が上手く登れなくて
すごくイライラする…
・このまま痛みが続けば歩けなくなってしまう
のではないかという不安…
などなど
あなたはこれらの気持ちをくみ取り、
接することが必要です。
もちろんそのためにセミナーへ行ったり、
専門書を読んで勉強したりしたことを
患者さんへ還元する。
それが人のため。
そして自分のためにもを忘れないでください。
自分のためだけではダメ
人のためだけでもダメ
両方備わっていてこそ気持ちいいお金の使い方
と言うものができます。
そしてそれはいずれ自分の人望と言う価値で
返ってきます。
「人のためにも、自分のためにも…」
まずは自分から差し出し、相手を喜ばせる。
そして相手に何らかの変化が起これば、
必ずあなたへ還元されます。
しかし先ほども言った通り、
見返りを求めてしまうと相手に憎しみや悲しみ
これらの感情が芽生えてしまうことがあります
だから見返りが無い時こそ、
将来への大きな投資だと割り切りましょう。
例えば院外であなたの事が口コミで広がって
いずれは患者さんを読んできてくれたり…
形になるか分かりませんが、
見返りを期待すればするほどそのギャップが
大きかった時に苦しむのは自分です。
是非、こんなお金の使い方してみては
いかがでしょうか。
大金を稼いだことがない私ではありますが、
小さなお金もこんな風に考えて使っています。
あなたのこれからのお金との付き合い方の
参考になれれば嬉しく思います。
それでは今回も最後までお付き合いいただき、
ありがとうございました。
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