【テンション・リダクション効果】聞いたことありますか?

多くの人は知らないと思います。

私も心理学を勉強しだしてから始めて知りました。

物を売る商売や営業をされている方でよく勉強されている方はご存じのはずでしょう。

このテンション・リダクション効果、それくらいビジネスの分野で生かすことができる、いや生かさないともったいないくらいの知識になります。

まぁ使い方によっては病院・クリニックでも応用可能だと思います。

今回は私が仮に想定したときの使い方なんかも紹介していきます。

このテンション・リダクション効果の解説を…

・もっと知りたい!

・どんな時に活用できるのか教えてほしい!

と思う方に読んでいただければ、より深い理解が得られるのではないかと思っています。

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テンション・リダクション効果とは…

緊張状態を過ぎたときに起きる心理的な注意散漫状態のことを指します。

ちなみに、テンション(tension:不安・緊張状態など)リダクション(reduction:低下、減少など)この2つの言葉が組み合わさってできた心理テクニックになります。

で? いやこれだけ聞いても「何のこっちゃわからん!」となると思うので、いくつか例を挙げていきたいと思います。

テンション・リダクション効果の例

・靴を購入した後に、防水スプレーを買ってしまう

・楽天で買い物した後に、関連商品を買ってしまう

・パソコンを買った後に、多機能マウスなど付属商品を買ってしまう

・遠足の帰りに事故に遭う

・自宅に向かう長時間運転後、自宅車庫に車をぶつけてしまう

・センター試験後に気が抜けてケガをしてしまう

・大きな仕事を終えて、気が抜けてしまい体調を崩す

 

これらはテンション・リダクション効果によるものです。

確かに必要なものは買ってもいいでしょう。

しかし必要ないものもありますよね?

 

・関連商品 ⇒ 結局、使わないでしょ

・多機能マウス ⇒ プロじゃあるまいし、要らないでしょ

・事故 ⇒ 浮かれていたからでしょうね

・ぶつける ⇒  家についてホッとしたところでしたね

・ケガ ⇒ ボーっとしてました?

・体調を崩す ⇒ 肩の荷が降りて、バランスが崩れましたね

 

そうこのように一時、緊張状態が続いていたところからそれを過ぎてしまうと途端に気が抜けたようになってしまい、無駄な買い物をしたり、普段しないようなケガや体調を崩したりする。

これがテンション・リダクション効果なんです。

 

ビジネスではよく使われる

人は特に大きな買い物をしたときなんかにこの落差が大きいです。

300万円ほどの車を購入したら20万円くらいのナビなんか必要ないのに安く感じてつけちゃったり…

3000万円ほどの家を購入したら30万円くらいの床や台所のコーティングなんか追加でお願いしたり…

ビジネスでは買い物をした人に何か追加で他に物を買わせようとする人たちはよくいます。

20万円のパソコン買っても「パソコンが故障したときの保険に入りませんか?今なら1万円で入会できますよ?」とか

5万円のソファーを買えば「ソファーが痛まないようにシーツをかぶせた方がいいです。このタイプなら5千円ほどですがご準備しています。その方が長持ちいたしますよ」なんて

まぁ買っちゃいますよね。

特につけた方がお得な感じがするとなおさら追加購入したくなっちゃいます。

それが人間の心理なのでしょうがないですし、あちらもその心理を利用して商売しているので仕方ありませんね。

実はブログでも活用されている?

そうこのブログでも実は、テンション・リダクション効果を活用しているんですよ…

というか他のブログでもこのテンション・リダクション効果使っています。

逆に言うと、それを使っていないブログはないんじゃないかと思います。

それが…

【関連記事】・【オススメ記事】・【他にもこんな記事を読まれています】

これらがブログのテンション・リダクション効果にあたります。

このブログで言えば、この左側にある赤丸のところですよね。

これによって記事を読んでくださった方に他の関連記事を紹介し、他にも色々な記事を読んでいただくためです。

先ほどのテンション・リダクション効果よりもだいぶ落差は小さいですが、このような使い方もされていることを知っておいてください。

 

病院・クリニックでの使い道は?

病院・クリニックのでの緊張状態を想像すると、容易に考えつくのが…

医師の診察ではないでしょうか。

その医師の診察を乗り越えると、緊張が解かれます。

そんな時に多くの人が嫌がる臨床研究のサンプル採集アンケートをお願いすることなどはテンション・リダクション効果を発揮するのではありませんでしょうか。

他にも考えてみると、病院での検査で一番お金がかかり、心配がられるというとMRI検査がよく挙げられると思います(人間ドックを除いて)

そんなMRI検査を終えた後に「念のため」と他の検査も追加してみたり…

ごめんなさい。これくらいしか思い浮かばなかったです。

また考えつけば追記していきますね!

 

まとめ

緊張状態から解かれたときの気持ちの落差をテンション・リダクション効果という
ビジネスではもちろんブログでも使われている
使おうと思えば病院・クリニックでも使えるはず!

 

いかがだったでしょうか。

ほとんどの方が【テンション・リダクション効果】初めて聞いたと思います

しかし日常生活にはそんな心理テクニックがあなたの周りに渦巻いています。

必要なものは買うべきですが、この心理テクニックに引っかかって無駄な買い物だけはしないように気を付けてくださいね。

それでは今回も最後までご覧いただき本当にありがとうございました。