『もう一回人生やり直したい…』

『10年前に戻ってまたやり直したい…』

『ここじゃ辛いから他の場所でやり直したい…』

失敗を重ねたり、辛いことが続くと人間誰しもこのような思いを抱くのは仕方がないことです。

しかし職場を変えることは出来ても時間を戻すことや人生を一からやり直すことは現実的には不可能です。

ですが、そんなもう一度人生をやり直したいと考えているあなたに伝えたい5つの事があります。

最初はなかなか腑に落ちないこともあるかもしれませんが、是非一つ参考にしてほしいと思います。

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その1 周りと比較しない

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人はついつい自分の周りの人と比較しがちです。

「何で自分はこんなに辛いのにあの人は楽しそうにしてるんだろう…」

「あの人みたいに人生を楽しく過ごせたらいいのになぁ」

自分の人生を一からやり直したいと思っている人は大体このように周りの人と比較しています。

特に楽しそうにしている人との比較は余計に自分を卑下してしまいます。

隣の芝生は青く見えるもの

一度はこの言葉を聞いたことがあると思います。

”他人のものがなんでも良く見えてしまう”というようなときに使います。

でもそれは遠くから観察していてその過程を見ていないからです。

例えばお金持ちを見て”羨ましいなぁ”と思うと思いますが、その人の半生は借金まみれで人より苦しい人生を歩んできたかもしれません。

しかし結果しか見ていないのに”隣の芝生は青い”と判断しているケースはよくあります

あなたはあなたの人生。

あの人はあの人の人生。

比較して自分を卑下したり、やたら苦労している人と比較して安堵感を得ることは全く意味のないことです。

まずは自分と他人を比較すること自体意味がないことだと理解しましょう。

 

その2 過去と比較しない

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「昔はもっと頑張ってたのに…」

「学生時代はもっともっと楽しかったのに…」

人はよく自分の過去とも比較してしまいがちです。

冒頭でも話しましたが、環境は変えることはできても、時間を巻き戻すことはできません。

人は過去を美化する

人は今が辛い、しんどい状態にいる時に過去を思い返すと過去を羨ましく思う時があります。

これは本当に過去の方が羨ましいほどよかったものではなく、美化している可能性が大きいです。

人間は今の自分がどうしてもやり場のない状態にあるとき、過去を美化して過去にしがみつこうとします。

しかしそれでは何の解決にもなりません

過去は過去としてしっかり未来に生かすために必要ですが、美化し羨むもののためにあるわけではありません。

結局後ろを振り返っても戻ることは出来ないと気付いた方が賢明かもしれません。

 

その3 今が一番若い

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時間を巻き戻すことはできないと知り、何とか前を向いた時に知っておいてほしいことがあります。

それは”何を始めるにしても今が一番若い”ということです。

例えばそれが20歳でも50歳でも80歳でも一緒です。

何かを始めようと前を向いて歩きだした瞬間はその人が一番若い時になります。

死期を意識する

こんなこと言われても実感できない人の方が多いと思いますが、今日やるべきことを明日に延ばせば一日分損をします。

ということは一日分、死期へ近づいたともいえるわけです。

Appleの創業者であるスティーブン・ジョブスは常に”死”を意識していたと言います。

『毎日を人生最後の日だと思って生きよう。』

『自分もいつかは死ぬ。

それを思い出すことは何も失うものなどないということを気づかせてくれる。』

『自分が死と隣り合わせにあることを忘れずに思うこと。

すると重大な決断を迫られたときに最も大きな手掛かりとなってくれる。』

このように彼は”死”を意識することで多くの偉業を成し遂げてきました。

しかしあなたにも”死”を意識することを強要するつもりはありません。

ですが、何か始めるにあたって今この瞬間が一番若く、スタートを切るには最高のタイミングであると気付いてほしいと思います。

 

その4 昨日より1歩でも前に

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もう一度やり直したい…と思う人の多くは後ろ向きな気持ちを持っています。

もちろんそれを全否定するわけではありませんし、時には必要なことかもしれません。

しかしやはり人間は1歩でも前に足を進めないと前進していけません。

1歩進めないなら半歩でも…

半歩進めないなら顔だけでも前を向く…

後ろ向きで歩いていくのは困難です。

目の前にある壁(問題)に目を向け、昨日の自分より1歩でも前に進む覚悟が必要です。

大きな壁を乗り越えたその先に…

実際、あなたが自分の壁(問題)に目を背けずに立ち向かい、壁を乗り越えたその先にあるものは…

幸せの扉か、もしかしたら別の壁かもしれません。

でも次の壁が来ても問題ありません。

それはあなたが先ほど乗り越えた大きな壁はあなたを守る大きな防護壁のようにあなたを守ってくれるからです。

壁は一つではありません。

しかしそこで諦めていては前に進めません。

頑張って乗り越えた大きな壁は、自分の自信になり、あなたを守る砦として永遠に残り続けます。

 

その5 自分を好きになる

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最後に伝えたいのはこの言葉です。

なかなか悩みの少ない人でも自分を好きになることは難しいものです。

何故、自分を好きになってほしいのか…

それは…

自己嫌悪に陥ってほしくないからです。

嫌いな人とは一緒に居られない

私もそうですが、あなたも嫌な人とは一緒に居たくないですよね?

ムカつく人とも一緒に居たくないですよね?

それなら自分を好きになるしかありません

自分の事が嫌い、自分の性格がムカつく・腹が立つ…

こんな人はたくさんいます。

でもよく考えたら自分自身とは一生付き合っていかないといけないんです。

切っても切り離せない関係、一心同体。

こんな言葉を自分自身に当てはめても悪くないくらい自分自身とは一生の付き合いになるんです。

だから一生を共にする自分自身を好きになること。

そしたら見えてくる世界も大きく変わってくると思いますよ。

 

まとめ

その1 他人との比較は無意味
その2 過去は美化され、比較対象にない
その3 死から一番遠い、今からスタートする
その4 大きな壁を乗り越え、砦を作る 
その5 一生付き合っていく自分を”好き”になる

 

いかがだったでしょうか。

ちょっと話が脱線するところもありましたが、私の考えは伝わったのではないかと思います。

きっとあなたもどこかのフレーズに自分を重ね合わせ、共感した部分があったのではないでしょうか。

是非、この記事があなたの助けになれれば幸いです。

それでは今回も最後までご覧いただき本当にありがとうございました。