転職する時は求人広告などのいい面ばかりに目が行きますが、そう簡単にはいきません。
転職にはメリットもたくさんありますが、デメリットもあります。
いざ転職するぞ!と意気込にでもなかなか一歩を踏み出せないあなたもしっかりと転職によるデメリットも理解することで一歩踏み出せるきっかけになるかもしれません。
デメリットを受け入れて、転職へ進むあなたに転職する上で考えられる5つのデメリットをご紹介したいと思います。
もちろん全ての転職がデメリットになるのではなく、転職することでデメリットとなり得る可能性があるものについてお伝えしていこうと思います。
1、退職金が減る
退職金というのは、勤続年数が長いほど多くもらえる仕組みになっています。
そのため転職してしまうと、それがまた一からのスタートになります。
しかし転職するときの年齢が若ければ若いほど転職先での勤続年数が長くなるため、退職金には有利になります。
これは一概に言えませんが、就職先の規定によって退職金の制度が異なる(特に個人病院)ため上場企業や公務員のような世間一般にテレビなどで見受けられるような退職金は出ないと思っていた方がいいでしょう。
2、給与が減る
転職後の給与に関しては増えるメリットもあり、減るデメリットもあります。
これは転職するあなたが何を最優先に考えるかが問題になります。
給与よりも自宅から近いところや福利厚生に力を入れていることを最優先に考えた場合、給与が減ることは十分に考えられます。
しかしその給与が減っても十分に納得できる転職であれば大丈夫だと思います。
全てが良くなる転職は難しいかもしれないため自分の中でしっかりと優先順位を決めて転職に臨むといいと思います。
3、福利厚生が悪くなる
福利厚生とは…給与以外の金銭が関わらない報酬のことです。
要するに休日数や資格支援、社員旅行などがこれにあたります。
ちなみに「週休2日制」と「完全週休2日制」では大きな違いがあります!
これによって月間の休日数が変わってくるため注意が必要です。
先ほどの給与の話とも関係してきますが、この福利厚生に関しても何を最優先にするかで変わってきます。
給与額が最優先だとその分、手厚い福利厚生が受けられなくなる可能性は十分に考えられます。
しっかりと自分の転職の優先順位を決めておきましょう。
ご参照ください ⇒ 週休2日制と完全週休2日制の違い
4、人間関係が不透明
転職すれば、ほとんどの人間関係は一度リセットされます。
転職理由の上位にあげられる「人間関係のトラブル」は転職において大きな課題です。
見学するだけではその職場の表面的な部分しか見えません。
実際には内情は職場に入ってみなければ見えてこないからです。
しかしそれでも新しい職場でまた新しくスタートしたいという気持ちがあれば大丈夫です。
人間関係が不透明な分、大変なこともあるかもしれませんが、うまくいくきっかけにもなるかもしれません。
今の職場の人間関係にストレスを感じていたら、転職を考えましょう。
5、社会的信用の低下
これは家や車のローン、キャッシングカードを作る際に影響します。
特に家のローンは現職場での勤続年数を重要項目として挙げられており、それに満たない場合はローンを受けることができない場合があります。
これは男性に限らず、女性にも関係してきます。
この先の予定、家や車の購入も含めて転職する時期を考えることも重要かもしれません。
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