臨床2、3年目の人を対象に限定的な書き方をしますが、どんな人も一度は通る道だと思います。

社会人になってから一生懸命、患者さんのために勉強を頑張ってきた…

だけどなかなか結果に繋がらない…

この仕事、本当に自分に向いてるのかな…

毎日職場に行くのしんどい…

マジで仕事がつまらない…

辞めたい…

 

ある程度、力を抜いて仕事をしてきた人はなかなか感じにくいと思いますが、なまじスタートダッシュから手を抜くことなく、何事も一生懸命してきた人は割とこんな思いを持ちやすいのではないかと思っています。

でもそんな一生懸命な人にこそ、仕事を好きになってほしいし、楽しいと思える毎日を過ごしてほしいと思ってます。

先ほどのような辛い思いから仕事がつまらないと感じている人に4つほどかけてあげたい言葉があります。

是非、元気を出して職場へ行けるようにアシストしたいと思います。

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助言1 出来ないと悩むことは頑張っている証拠!

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正直言うと、セラピストの仕事に正解はないと思ってます。

患者さんをみる人によって主観的・客観的評価に違いがあるのは日常茶飯事。

(可動域の検査だって10人が10人同じ結果にならない。MMTなんて尚更主観的な評価でしかない)

でもだからと言って努力を怠ることをしてはいけない。

はっきり言って8年経った今でも、出来ることより出来ないことの方が多い

後輩を指導する立場にありながら自分がまず出来てない。

でもその出来ていないことを少しでも出来るように改善する行動が大事。

気持ちだけじゃダメ!

気持ちだけじゃなくて行動を変えてください!

いくら気持ちを変えようと思っても、コンフォートゾーンと言って”自分が快適な場所”から抜け出せません。

このコンフォートゾーンから抜け出し、少ししんどいけど確実に成長していける場所に身をおくこと。

しかしそうしていると新しいコンフォートゾーンが出来上がり、今までとは違った自分を確立することが出来ます。

全ては自分以外の誰かのために努力を重ねてください。

人間は自分のために努力できることには限界があります。

誰かのことを思い、その人達のために不断の努力をすること。

きっと人より辛いことは多いと思いますが、それは人より努力して頑張っている証拠です。

出来ないと悩んでいるなら、是非今のコンフォートゾーンから飛び出して新しい自分を手に入れ、少しずつ自分を肯定してあげてください。

自信をつけることはすぐには出来ませんが、自分を肯定してあげることで自分の心を傷つけないようにすることは出来ます。

まずはそんな心がけから始めてください。

 

助言2 道に迷ったら素直に自分の心に問いかけよう!

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『この仕事、自分に向いてるのかな…』

働き出してから数年したら大体の人が思うと思います。

でも元々あなたに合っている仕事なんてのは100%ないです!

だからまずそこを理解した上で考えてほしいです。

私が言いたいのは…”100%あなたに合った仕事は無いけど、少しでもあなたの特性を発揮できる仕事をした方がいい”ということ。

ここでいう特性とは、あなたの性格や得意とすることなど自分の特徴のようなものです。

だからまず道に迷ったら、自分の特性・特徴を知ることから始め、それを今の状況で生かしていけるか考える。

最初にやるべきは転職ではないです。

8年経ってやっと気づいた…

私もずっと仕事がしんどい時はいつ辞めようかなとよく考えていました。

ですが、今は自分の特性・特徴をどう今の職場で生かせるか考えています。

辛い状況・劣悪な環境でいかに自分というものを発揮し、それが多くの人にメリットをもたらすか…

もっと詳しく言えば…相手(病院や患者さん)は私の特性や特徴を求めているのではないということ。

私の特性・特徴からどんな結果をもらえるかに期待しているということなんです。

例えば、私がある特殊な手技を持っていたとします。

患者さんからしたらその特殊な手技を受けるが目的ではないですよね?

その特殊な手技を受けて得られる”結果”に期待しているんです。

当たり前のようなことであって、全く気付いてなかった自分にとってはとても大きな転機になりました。

 

助言3 何もしないことは最大のリスク!

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『現状維持は後退である』

『金がないから何もできないという人間は、金があっても何もできない人間である』

何も行動せずに行動することのリスクを避け続けることは最大のリスクであると歴史上の偉人達もよく名言を残しています。

また”何か行動したことで失敗し後悔することよりも、何も行動せずに悔いを残す方がずっと後悔の念が強い”と言われています。

人生は一回きりしかない

極論かもしれませんが、人生は一回きりで後戻しはできませんよね。

せっかくなら失敗することを恐れて行動しないより、小さな失敗を重ねながら自分のやりたいようにやった方がいいです。

もちろん自分がやりたいことをやるためにはそれなりの下準備なども重要になってきますが、先のことを考えながら行動する方がよっぽど自分が納得する人生を歩むことが出来ます。

実際、失敗しないで成功した人なんてほとんどいません。

もし仮に失敗しないで成功したとしても一生続く可能性なんてほとんどないでしょう。

HONDAの創業者である本田宗一郎さんの言葉ですが…

”自分の現在が成功というなら私の過去はみんな失敗が土台作りをしていることにある”と言っています。

私たちがみている成功者は成功の一部分だけしか見ていないということ。

それに至る過程にはたくさんの努力と失敗が積み重ねられてきたんだということが分かります。

これを聞けば今の臨床での失敗も成功への足掛かり・土台になっていると理解できますよね?

 

助言4 仕事をやめよう!

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言葉の取り方によっては語弊を与えるために先に言っておきますが、今の仕事をやめろといっているのではありません。

”仕事をしている”という感覚をなくすよう努力することが大事だと言いたいんです。

実際に有名な不動産投資家の方も”あぁ早く休みをとりたいなぁと嘆いている時はその仕事は向いていない”と言っています。

ただ職をコロコロ変えることはそんなに簡単なことではありません。

だからまずは嫌だなと思っている仕事を好きになる。

そして好きになった仕事を仕事だと思わないくらい没頭する。

要するに”仕事をやめる”という領域に達することが大事だと言えると思います。

しかしそんな私もまだ仕事が好きだという領域にすら到達していません。

ですが、この仕事を辞めずに自分に何が合っていてどんな行動が出来るかは常に意識しています。

”仕事をやめる”ということが一つの考え方として重要だということを知っておいてほしいと思います。

 

まとめ

助言1 まずはコンフォートゾーンから抜け出す!
助言2 100%自分に合う天職はないと知る!
助言3 失敗を土台に成功を目指す!
助言4 仕事をしている感覚を無くす!

 

いかがだったでしょうか。

”仕事、辞めたいな”と思っている時に他人からいろいろ言われてもなかなか頭に入っていかない時ももちろんあります。

また悩んでいるのは自分だけではなく、多くの人が仕事を辞めたいと思っています。

しかしそこから逃げるのではなく、どうしたらそれを改善できるか。

どうしたら自分の理想の人生に近づけるか。

それを一緒に考えていきましょう。

まだ私も道半ばなのであなたと一緒に考え、行動していこうと思います。

今回も最後までご覧いただきましてありがとうございました。