起きたら身支度して出勤、一日仕事を終えて家に帰る。
夕飯を食べ、少しゆっくりしてから眠りにつき、また朝が来る…
こんな毎日同じような生活が辛いと感じている方もいるんじゃないかと思います。
仕事のことはさらっと通りましたが、その仕事がまた辛い…
毎日同じ患者さんの治療、1時間もあるとやることが無くなる…
気づけばルーティンワーク、同じようなことばっかり繰り返してる。
おまけに勤務時間は終わっても残務があるためすぐに帰れない。
当たり前だけど残業代なんてつかない。
こんな毎日に閉塞感や辛さを感じていませんか?
いっそのこと理学療法士辞めて他の職業に就こうかと考えたことありませんか?
キレイごとばかり並べるつもりはありませんが、ちょっとためになれるような話をしたいと思います。
見出し
何かを求めてる?
同僚や他の病院で働く同期と話すことは大体、【お金の話か自分の職場への不満】が多いと聞きます。
(私はそんな時間がもったいないと思うのであまり参加しないようにしています)
・全然昇給していかない
・長く務めているのに後輩より貰っている給料が少ない
・職員や患者さんの愚痴
・休みが全然取れない
あげればきりがない話が多いようです。
そして挙句の果てには…
・もっと待遇の良い職場ない?
・もっともっと稼げる仕事ないかな?
・理学療法士辞めて他の仕事しようかな?
・その前に副業でも始めようかな?
こんな話に行きつくんじゃないかなと思います。
色々求めるけど何もしない
別にこんな話をするのはダメ!と頭ごなしに否定するつもりはありません。
これがストレス発散に繋がり、また仕事頑張るか…という気持ちになる人もいるかもしれません。
でも結局こういう話をする人は”人や環境に依存して自分では何も行動していない”という人が多いように感じます。
私ももう臨床が少し長くなってきたのでこのような人は何人も見てきました。
その人たちが今どうかというと…
・同じように愚痴を言いながら仕事を続けている人
・待遇の良い職場を探し求め転職を繰り返している人
このパターンが多いですね。
前者に比べれば後者の方が行動力があり、どちらかと言えばいいかもしれませんが、結局や他の人や環境に依存するような形になっています。
その方がどんな理想の職場を求めているかはわかりませんが、100%満足できる職場はないと思うのでいずれ前者のようになってしまう可能性はあります。
人生に幸せを感じている人の思考
もちろん誰もが辛い思いやしんどい思いをしたいとは思ってはいないと思います。
でも同じ仕事をしていてもそれを苦痛と感じる人もいれば幸せに感じる人もいます。
では仕事や人生に幸せを感じている人はどんな考え方を持っているのか私なりの考えで語っていきたいと思います。
1、自分は満たされていると考えている
不満や辛さを感じる人は常に何かを求めています。(しかも自分以外の人や環境に)
要するに満たされない何かを常に埋めようとしているんです。
しかし幸せを感じている人は逆です。
むしろ自分は満たされていると思っています。
だから過剰に何かを求めたり、不満を感じることは少ないです。
もちろん向上する意欲もあります。
しかし物や環境・人付き合いに及ぶまで自分の人生を誰かに埋め合わせしてもらうことを期待せず、満たされていることを感覚的に備えています。
2、人に与えることに主眼を置いている
先ほどの話の続きになりますが、要するに満たされている人は”与えられる側ではなく、与える側に立っています”
与えると言ってもお金や目に見えるものの事ではなく、仕事で言えば知識や情報など目に見えない価値の物を惜しげもなく、与えています。
知識や情報を自分のために取得したとしても還元しなければ、意味をなしません。
それが自分の患者さんだけじゃなく、他のスタッフも含めます。
その知識・情報を与えられたスタッフによってまた一人の患者さんに還元されることになります。
だから自分とは直接関係の無い人にまで及ぶ幸せを感覚的にわかっている人は必然的に無償で”人に与える側“に立っています。
3、人から感謝される意味を分かっている
人から”ありがとう”や”助かった”など感謝の言葉をかけてもらうのはとても嬉しいことです。
しかしこれだけじゃないんです。
幸せを感じる人はその先を見越し、感謝される意味を理解しています。
それは”自分を後押ししてくれる”ということです。
人から感謝されることをするということは自分を応援してくれる人を増やしていることになります。
人は何か行動する時に一人では限界があります。
しかし誰かの後押し・応援があればそれを推進力に変えて進んでいけることがあります。
誰にも相手にされない、誰にも信用されない人が頑張って色々なことを成功させる時には大きなエネルギーが要ります。
最小のエネルギーで自分がやりたいことを成功させる。
この秘訣を感覚的にわかっているのも幸せを感じている人の特徴だと言えます。
これからあなたはどうしますか?
上記で挙げた内容だけが”人生に幸せを感じている人の思考”ではありませんが、私はこのように感じていますし、このようになろうと努力しています。
自分に今まで備わっていなかった感覚なのでなかなか難しさを感じることもありますが、何にも変えずに愚痴を言うことだけは絶対にしたくないと思っています。
私も元々は職場の愚痴や不満を言っていたことは確かです。
しかしそれでは何も変わらないし、自己嫌悪に陥るだけです。
人は何をきっかけにして変わるかわかりません。
一冊の本や尊敬する人との出会い…
色々なものがあります。
しかし一番避けたいのは、大事な人を失ったり不幸になった時に気付くことです。
両親や夫(彼氏)・妻(彼女)、自分の子供、祖父母などです。
人は不幸を味わった時、自分のそれまでの人生を悔やみ、改心しようとしたりします。
出来れば、誰か大事な人を失う前に気付き、人生を変わるきっかけにしてもらえればと思います。
これは私の実体験でもあります。
最後は少し悲しい話になりましたが、今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。
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