足裏(特に指先)の痛み・痺れが我慢できない!

自分で治したいけど方法が分からない…

自分の痛みはモートン病っぽいけど、どんな治療法があるのか分からない…

あなたもこんな悩みを抱えてはいませんか?

これまで…

足裏の痛み・痺れは神経が原因!?自分がモートン病か判断できる6つの症状!

足裏の痛み・痺れがしんどい…モートン病になる5つの原因!

足裏の痛み・痺れがモートン病であるかもしれない可能性とその原因について解説してきました。

そして今回はこれらの症状・原因に対してどのような治療を行っていくのかを解説していきたいと思います。

もちろん全てが自分の治療で治るものばかりではありません。

しかしできる限り自分で、そして簡単に治せるような治療法を伝えていきたいと思います。

このモートン病に対する治療法を読み、足裏の痛み・痺れから早く解放されるよう願っています。

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復習!モートン病とは…

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画像引用(一部改変):Anatomography

モートン病とは、足の裏を走っている神経が圧迫や炎症によって刺激されることにより痛み・痺れが生じることを言います。

この神経は周りを靭帯や筋肉など多くの軟部組織と呼ばれるものに囲まれているため構造的に圧迫を受けやすい構造になっています。

 

モートン病 原因別治療法!

では早速、モートン病の原因別治療法について一つずつ解説していきます。

1、靴が原因の治療法

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一言に靴が原因と言っても様々な原因があります。

サイズ感に関しては合皮素材より革素材の方が足にフィットしてきます。

また革素材は通気性がよく、長持ちしますがそれに比べて合皮素材は通気性が悪く、耐久性も革に比べて低いです。

他にも形がよく原因とされますが、ハイヒールに関しても体重を支える支点がモートン病を引き起こす場所とほぼ類似するためハイヒールの常用はモートン病を引き起こす一種になります。

まずは自分に合った適切な靴を選ぶ!

そのポイントは…

① 靴の長さ、横幅が足に合っている(適度な余裕がある)

② 圧迫感や締めつけ感による不快感がない

③ 通気性がよい革素材による製品である

④ 地面からの衝撃を吸収する機能があり、歩いていて足が疲れない

このような4つのポイントだけでもモートン病の発生を軽減させることができます。

まずは自分の足にしっかりと合った靴を選択することが肝要です!

2、繰り返される衝撃が原因の治療法

先ほども説明しましたが靴自体に衝撃を吸収する機能があればそれに越したことはありません。

しかしちゃんと自分に合った靴を履いていながらも痛みが続く方もおられます。何故か…

それは体自体柔軟性低いことが考えられます。

それもその柔軟性の中心には背骨柔軟性重要になってきます。

こんな方はまず背骨の柔軟性を上げる体操を行ってみましょう。

背中

背筋

このように背骨を前後に動かすことで柔軟性を高めます。

この時のポイントは…

① 背中を丸める時には完全に脱力すること

② 背中を伸ばす時にはしっかりと伸ばしきること

③ 背中の動きに合わせてしっかりと骨盤も動かすこと

これが背骨の柔軟性を向上させるために必要なポイントになります。

3、ガングリオンが原因の治療法

ガングリオンが原因の時は大きく分けて3つの治療法があります。

1、外から押し潰す方法

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直接、皮膚の上からガングリオンを確認して押し潰す方法になります。

これはガングリオンの中身がゼリー状であるため、押し潰せる大きさと固さの時に選択される方法です。

ですができれば整形外科を受診し、エコー(超音波検査)でガングリオンを確認してもらった後に医師に行ってもらう方が正確ではあります。

2、注射器による吸引

これは先ほどよりガングリオンが大きく、押し潰すことが困難な場合に用いられます。

中身がゼリー状のため、注射器により吸引してガングリオンの内容物をとり、症状の軽減を図ります。

3、皮膚切開し、摘出する方法

ガングリオンが大きく、固くなっており、上記二つの方法で実施できない時は局所麻酔下によりガングリオン摘出が選択される場合があります。

手の手根管症候群や足の足根管症候群ではこの方法がガングリオンに対する治療法の主流となっています。

しかしモートン病に関してはあまり件数自体は多くないようです。

4、足の変形(開張足)が原因の治療法

足の変形、特にモートン病の場合はこの開張足がポイントとなります。

開張足は足の横幅が広がっている状態を指します。

この足の横幅が広がった状態は足のアーチを崩し、低下させてしまいます。

すると地面と足との間で神経が圧迫されて足裏に痛み・痺れの症状が出現します。

この開張足にはいくつかの原因があるとされていますが、一番有力な説は筋力低下です。

それも内在筋という足裏にある小さな筋肉が筋力低下することで足のアーチを支えることができずに地面にペタッとへばりつく開張足のようになります。

そのため開張足を治すためにはこの内在筋を鍛えることが肝要です!

① まずは開張足になった足にアーチを形成するため足裏を押して受動的にアーチを作ります。

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② 次に意図的に足のアーチを作った状態で指を曲げ伸ばしし、内在筋に刺激を与えます。

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③ また指先を開いたり、閉じたりすることで曲げ伸ばしとは違う内在筋にも刺激を与えます。

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これを一日に曲げ伸ばし30回、指先の開閉30回を3セットほど行うことで開張足を改善するためのエクササイズになります。

5、炎症・腫脹が原因の治療法

炎症・腫脹に関してはこれまでも何度も紹介してきていますが、アイシングを行っていきます。

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アイシングは炎症にもそれに伴う腫脹軽減させる効果もあります。

特に炎症初期にはアイシングを徹底的に行うことで腫脹を軽減し、疼痛を緩和させることにも繋がります。

そんなアイシングのポイントは…

冷たいと感じる感覚を通り過ぎるまで冷やす!ということです。

時間はおよそ30分ほどを目安に行ってください。

 

まとめ

1、適切なサイズの靴を選択する!
2、背骨の柔軟性が衝撃吸収には重要!
3、ガングリオンには3つの治療法が存在する!
4、開張足・足の横アーチを改善し、神経の圧迫を避ける!
5、アイシングで炎症・腫脹を軽減させる!

 

足裏の痛み・痺れを放っておくとどうなるのか…

以前も他の項目でお話したことがありますが、足裏の痛み・痺れを引き起こす神経というのは可塑性というものがあります。

可塑性とは…長時間圧力を加えられて圧迫されているとその形から元の状態に戻れなくなることを言います。

そうなってしまうと、足裏の痛み・痺れが常時起こってしまったり、神経そのものの機能自体がうまく働かなくなります。

ちなみにモートン病で侵される神経は感覚神経のみのため運動には障害は起きませんが、痛み・痺れの感覚が続いてしまうことは十分考えられます。

だからそうなってしまう前に、神経の圧迫を一刻も早く取り除くことが肝要です!

いつかは治るだろうと放っておかずに早期に対処することで足裏の痛み・痺れから解放されましょう!

 

モートン病の特徴的な6つの症状

まずはご自分の足裏の痛み・痺れがモートン病の症状なのか確認する必要があります。

以下にモートン病の特徴的な6つの症状を解説しています。

足裏の痛み・痺れは神経が原因!?自分がモートン病か判断できる6つの症状!

これをみて、ご自分の足裏の痛み・痺れがモートン病からきているのか確認してみてください!

 

モートン病の5つの原因

今回のモートン病に対する治療法には必ず原因が存在します。

足裏の痛み・痺れがしんどい…モートン病になる5つの原因!

ここではさらに詳しくモートン病の原因について詳しく解説しているため、ぜひ今回のモートン病の治療法と合わせて読んでいただきたいと思います。

 

いかがだったでしょうか。

最初にも説明しましたが、自分でできる治療法もあれば専門医でないとできない治療法もあります。

しかし自分でできるものに関しては可能な限り簡単に説明してみました。

できれば足裏の痛み・痺れで悩まれているあなたの症状が少しでも軽減できるように是非、実際に行っていただきたいと思います。

今回も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。