せんぱ~い☆
何か新しい勉強会に行こうと思ってるんですけど、いい勉強会知りませんか?
ん~そうだね~。
ちなみにどんな勉強会に参加したいとか考えてるの?
ん~今、興味があるのは膝関節ですかね~?
ふむふむ…
(ん?こいつ、いつ入って来やがった…)
それなら〇〇セミナーじゃないかな?
あそこのセミナーは俺の参加したことあるけどまぁまぁいいセミナーだったよ。
講師の先生も教え方上手かったし、何しろ少人数だったからいつでもすぐに質問できたからね。
あとは〇〇勉強会もオススメかな。
あそこは機能解剖を重視してる勉強会だから基礎を学ぶにはいいと思うよ!
あっそうなんだ…ありがとう。
先輩もありがとうございました。
あっうん。(何もアドバイスしてないけど…涙)
数日後…
せんぱ~い☆
今度、お友達とご飯食べに行くんですけど良い所知りませんか?
私まだ引っ越してきたばかりで何もわからなくて…
そうなんだ~。
ちみみにどんな物を食べたいとかあるの?
ん~友達、パスタとか好きだからイタリアンですかね?
ふむふむ…
(ん?こいつ、また来やがった…
早くしなきゃまた先に答えられてしま…)
すかさず…
それなら〇〇が良いと思うよ。
あそこは個室あるし、女子が好きそうなインテリアも飾ってあるから雰囲気もいいしね。
まぁ何よりあそこのカルボナーラは絶品って話だよ。
実際に行ったことないんだけど割とここら辺では有名なイタリアンレストランだからね!
あっそうなんだ…ありがとう。
先輩もありがとうございました。
あっうん。(これ数日前にも同じことあったな…泣)
別に後輩でなくても職場にこんな人いませんか?
何でもかんでも急に首を突っ込んできて知ってる風に振舞う人!
正直あんまり好きじゃないです。
”私、何でも知ってますよ”感がすごいですよね。
こっちからしたら『いや別に聞いてないしっ』て時もガンガン首を突っ込んできます。
ちょっとイラつくけどこの人のこと書いていきたいと思います!!!!!!
自分の知ってることは話したがる生き物
いやもちろん個人の性格の問題もありますから一概にすべての人がこういう性質があるとは言いませんが、基本的に聞かれたこと・聞かれてもいないこと(先ほどのイラつく例)に関して少しでも知っていればアドバイスしたくなるものです。
特に2つ目の例のイタリアンレストラン。
後輩の彼は自慢そうに話してましたが気付きました?
本人は行ってないんですよ!行ってないのにあたかも行ったことあるかのように人から聞いた話を自慢げに話してましたよね。
こういうことはよくあります。
だからこうやってみるといちいち話しかけてアドバイスしてくる人も含めて2つのパターンしかないことが分かります。
パターン① ただただ自慢したい!
これかなり多いです。
”私、知ってます!”
”そのことなら私に聞いて!”
”確かそれ聞いたことある!私に話させて!”
こう言わんばかりの人が大半です。(わざわざ首を突っ込んでくる人のケースではですよ)
質問した側にとって知らないことであればとても有難いことかもしれませんが、それで私のように不快な思いをする人もいます。
そして一番厄介なのが、【何でもかんでも首を突っ込む】ということ。
これめっちゃ危険です。
要するに自分の専門外のことまで少しでも知っていたらその狭く浅い知識の範囲内で大きく喋ろうとするからです。
セミナーや勉強会のことに関してはまだいいとして、行ったこともないイタリアンレストランの話を人から聞いたというだけで誇張して話すのは相手にとって損害を与えているようなものです。
しかしここさらに厄介なのが…
話した本人(ここでは後輩)がとても気持ちよくなっているということ。
こうなると手がつけられません。
自分は良いことをしたと思っているから同じ悩みを持つ人にまた同じようなことを自慢げに話すことになるでしょう。
パターン② 相手のためを思って…
別にパターン①の人がこれを全く思っていないわけではありません。
しかし先立つのが恐らく、【自分の知ってる知識を自慢したい】ということ。
ですが、本当に困っている相手のことを思い、真剣に話してくれる人がいることも事実です。
しかし先ほどのパターン①とは方とは全く違います。それは何か…
【自分から話し始めない】ということ。
多くは人に聞かれてから話し始めます。
そして自分の知識以上のことは誇張して話さない。分からないことは「分からない」と正直に言います。
実際に人は全てのことを深く知ることは出来ないし、多くのことで専門家になることは不可能です。
本当の専門家はそれを知っていますし、自分の分野以外のことは関与しません。
自慢げに自分から話し始めない、そして分からないことは分からないと正直に言える人を本当に信じた方がいいと思います。
逆に言えば…自分にも応用できる
そう、自分が聞く方ではなくて喋る方になったときのことを考えてみましょう。
あまり多くを浅く広い知識で喋るとあまり良い印象は与えません。
それは聞いている方にもだし、話に割って入られた人もそう。
・聞かれなければ答えない。
・聞かれたことで本当にわかることであれば話す。
・聞かれても分からないことは正直に「分からない」という
・本当に知っている人を知っていればその人を紹介してあげる
これを守れればあなたも変に信用を落とすことなく、また他人に不快感を与えることも極力なくなるでしょう。
今回はちょっと後輩にイラっとしてしまったけど、実際イタリアンレストランのこと聞かれてもよく分からなかったから答えなくてよかったのかな…
せんぱ~い☆
聞きたいことあるんですけど~♪
は~い☆なに~?照
いかがだったでしょうか。
あなたも一度とは言わないでしょう。
割って話に入られてイラっとしてしまったこと。
こんな人、必ず職場に一人はいます。
別に理学療法士に限ったことではないかもしれませんが…
まぁ一応あるある話として勘弁してください!
では今回も最後までご覧いただきましてありがとうございました!
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