辞書や国語辞典で調べれば…
『成功の反対(対義語)は失敗』として載っていると思います。
でもこれでは何かにチャレンジすることを足踏みさせてしまう可能性があり、とても成功への道が開けているとは言えません。
私は今の自分の人生には完全に満足しておらず、もっと自分なりの成功を収めたいと思っています。
もちろん漠然と「成功したい!」と思っているわけではなく、自分の中でももっと具体的に自分なりの成功基準を設けています。
ではそんな【成功】を目指す上で、重要な考え方について今回は考えてみたいと思います。
これを読んでくださっているあなたも今の生活のままで満足ですか?
それとももっと前を見据えて、まだ目標は曖昧でも成功したいと思っていますか?
もし「成功したい!」と思うなら今回の考え方はきっとあなたの役に立つと思います。
実践的な内容ではないですが、是非心にとめておいてほしい内容なので読んでいただければ幸いです。
見出し
人生における『成功の反対は…』
先ほども言いましたが、辞書的に言えば…
『成功の対義語は失敗』となるのですが、人生において言うと…
『成功の反対は…何もしないこと』
要するに行動しないこと、何も起きないことだといわれることが多いです。
確かに成功している人は何かしらの行動を起こし、それが実を結んで成功を収めているわけです。
だから人生における成功の反対は…何もしないこと。
そう捉えられてもおかしくはないです。
しかしよく考えてほしい…
「じゃ『何もしないこと』の反対は成功なの?」
そうじゃないですよね。
行動すれば成功するわけじゃありません。
むしろ行動して失敗する人の方が大多数を占めると思います。
現実に起業・独立しても成功し続ける確率は【5%以下】だと言われています。
しかしこの【5%】も考えようによっては人により違う見方ができます。(何度もお伝えしていますが…)
・「たった5%なら失敗するかの可能性が大きいからやめとこ」
・「20回挑戦したら1回は成功するわけだから頑張って続けてみよう」
この【5%】の捉え方の違いで、人は大きく差が出ます。
話が逸れましたがここで言いたいのは、確かに人生では『成功の反対は何もしないこと』かもしれないですけど『何もしないことの反対は成功ではない』ということ。
じゃ成功する人ってどんな人?
はっきり言うと、才能があったり能力が高いことはあまり関係がないと私は思っています。
もちろん才能や能力の高さは成功への一つのカギにはなるかもしれません。
しかしそれだけでは成功する・しないは決まらないし、もしそうだとしたら私は成功に限りなく程遠い存在であるといえます。
・中卒でも社長として成功している人
・有名大学を出ても社会に適応できず、ニートをしている人
もちろん極端ではありますが、どちらが魅力的かといえば前者の方に魅力を感じる人が多いと思います。
だから必ずしも経営の才覚や基礎能力の高さだけが成功を左右するわけではないと言いたいんです。
いえもちろん努力して経営学を勉強したり、基礎的な学力をつけることは大変重要です。
しかしそれを持ち合わせていないだけで諦めてしまうのは時期尚早だと言いたいわけです。
能力を上げるだけでなく、ユーザー思考になる
私の中ではこれが一番重要なものの一つだと考えています。それが…
『ユーザー思考、ユーザー目線』です。
いくら経営の能力や基礎的な学力が備わり、最高の商品を作ったとしてもそれを必要とするユーザーがいなければ誰も買ってくれません。
だから一番に『ユーザーにとって必要なもの』を知り、作る必要があります。
リハビリする際も同じです。
もちろん明らかな可動域制限や筋力低下などには注意を払う必要があります。
そんな中でも患者さんにとってそれは必要なものなのか?そしてそれを改善することを望んでいるのか?よく考えないといけません。
セラピスト側から見たら明らかに改善した方がよいようにみえるものでも患者さんの日常には全く関係のないものもあります。
例えばよくあるのが、洋式の生活なのに無理矢理に正座ができるように膝関節屈曲の可動域訓練をすることです。
もちろん正座する以外にもしゃがみこんだり、膝立をする際にも膝関節の屈曲角度は大きい方がいいです。
しかし患者さんはそんな膝関節の屈曲可動域よりも痛みを取ってほしいかもしれません。
客観的に悪いところにばかり目を向けているとセラピストが目指すゴールと患者さんのニードがマッチしないことが多々あります。
あなたもそんな経験ありませんか?
より多く聞くことから始める
結局は自分だけの考えに至らず、いろいろな話を聞いた方がいいです。
もちろん一人の方からたくさんのことを聞き出すのも必要ですし、多くの方からの意見を聞くのも重要です。
そして相手のために、相手の望むことをあなたが行う。
そうするだけで成功にグッと近づけます。
失敗する人は大抵、いいものを作れば売れるとか、いい技術・知識を身につければ患者さんが来てくれると思っていますが、それが相手の思いとマッチしていなければ全く意味がありません。
だからまずは相手の声を聞く。
それからあなたが作るものやあなたが身につけるべき知識や技術がわかってくるんじゃないでしょうか。
まとめ
人生における『成功の反対は…何もしないこと』
しかし『何もしないことの反対は成功ではない』
『ユーザー思考、ユーザー目線』が成功へのカギ
多くの人の声を聞き、参考にすることが重要
いかがだったでしょうか。
人間誰しも「成功したい…」と思うものです。
しかしそれを実現のものにするためにはそのための思考を手に入れるのも同時に重要です。
まずは【成功】の定義を自分なりに設定して、行動へ移す準備から始めてみてはいかがでしょうか。
今回も最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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