せんぱ~い。
どうしたんですか?浮かない顔して~
あぁ…この前、勉強会いったら
ちょっと考えさせられることがあってさ…
せんぱいでも悩むことあるんですね…
分かってはいたことなんだけど、よくよく考えたらまだまだだなって思う事があってね…
私でよかったら相談乗りましょうか?☆
大体の答えは分かると思います。
理学療法士のできる仕事って限られてますから。
しかしこの〇〇の答えは…
ちょっと後にとっておきましょう。
その前にこの記事はあなたを責めるものではありません。
これは自分自身を戒めるものです。
そしてこれを読んでくださっているあなたに
再度気付きを与えるためです。
勉強会は本当にいいです。
向上心のある理学療法士と交流を図れるし、
自分が足りないところを痛感させられます。
しかしそれを乗り越えて、
臨床家の道を一歩ずつ歩み進めていることを感じます。
今回の記事は今後のリハ局の在り方、
発信している情報にも決意をつけるための内容になっています。
慣れは怖い…
最近の私はと言うと…
本当に怠けていると思います。
毎日働いていると同じ患者さんを治療することは
日常茶飯事です。
だから患者さんに対して
『慣れ』が出てきていることは事実です。
そんな時ほど頭を使わずに
ルーティンワークになっていることも事実です。
ウソをついて隠すつもりは全くありません。
最近の私は本当に怠けていました…
そして今回のテーマにもある「〇〇」
これが何かというと、ここが一番の怠けポイントなんです!
それは…
評価です。
まぁ当たり前かもしれません。
でも重要なことだから言わせてください。
実際、極端な事を言うと、
評価しなくても治療できます。
何となく、痛い所を中心に治療すれば
患者さんは納得してくれることがあるからです。
もちろんこれでは根本的な原因が治るわけではありません。
しかしなかなか結果が出ない…
頑張ってやっても一緒…
てか正確な評価が出来ない…
この慣れが危ないんです…
努力し続けて失敗を恐れず挑戦することに
慣れればいいのですが、
人間は楽な方、楽な方へと
進んでいきます。
だって無駄に傷つきたくありませんから。
失敗を繰り返してこそ成長するという原理は
頭の中では分かります。
でもそれを常に受け入れられるほど強くはないんです。
もちろんそれには精神的な部分や
環境的な部分の影響もあると思います。
何が一番言いたいかというと、
『何もしない慣れが一番怖い』
ということ。
もし腰部痛の患者さんが来たら…
理学療法士であれば腰部痛のある患者さんを
一度は見たことがあると思います。
さてあなたは何をしますか?
もちろん問診、
あとは整形外科的テスト、
そして再現性のある動作の確認…
その後、何をしますか?
ちょっと一緒に考えてみてください。
まぁ腰部痛と言っても範囲が広すぎますから、
『腰椎部位での痛み』としましょう。
さて何を評価しますか?
前屈?
後屈?
側屈?
回旋?
さて今のあなたに先ほど以上に
腰部痛を引き起こしている可能性の高い場所を特定する
評価法は持っていますか?
もしなければ危険です。
理学療法士は動きをみる専門家だと言われています。
しかしカイロプラクターや他の職種のように
動きを感じる力も必要だと
最近特に感じています。
目で見る情報以外にも
手で感じる情報を基にすると特に正確な診断が行えます。
(ここで言う診断は医師が行う診断とは違います)
もし仮にあなたが現状から全く成長しないでいると…
大した評価もせずに治療をしてしまう
『ルーティンワークPT』になってしまう可能性大です。
本当に治せる理学療法士になるためには
何よりまず正確な評価ができることが重要になります。
語弊はあるかもしれませんが、
評価して正確な治療部位さえわかれば
テクニックはある程度でも治る可能性があります。
しかし反対に
評価が適当でどこに原因があるか分からず、
治療ばっかり一生懸命テクニックをぶち込んでも
うまくいく可能性は異常に低いです。
大体考えれば分かりますよね。
もちろん治らない可能性も大きいですが、
治療部位の状態を更に悪化させて、
より痛みを強くしてしまうこともあります。
脅すわけではありませんが、
これは肝に銘じていてください。
(最大の失敗者からの助言です…)
失敗したからわかること…
実際にあなたには私のような愚かな失敗をしてほしくないんです…
偉そうに言ってますけど、自分が一番できていないし、
もちろん完璧ではないから自分に向けて言っているんです!
心の中で…
『このままじゃダメだ!』
『もっと成長しろ!』
『患者さん、お金払ってるんだぞ!』
こう言い聞かせながら
最近は臨床に励んでいます。
これからはまた少しずつ臨床に関することをアップしていきます。
特に『評価』に関してはお困りのあなたへ
ためになる評価法を提供していきたいと思います!
今回、何を言いたかったかというと!
『評価』はマジで治療より大事だよ…
『評価』を怠ってる奴はダメだよ…(自分…)
自分への戒めと危機感を煽る意味合いで
記事を書きました。
特別なにも有益な情報はありませんでしたが、
あなたも私のように危機感を持っていただければ幸いです。
その危機感さえあれば、居心地が悪くなり、
努力しようとするはずです!
きっとあなたが今より少しでも
正確な『評価』を行えるようになり、
理学療法を好きになってもらえれば幸いです。
今回も最後までお付き合いありがとうございました。
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