『毎日同じことの繰り返しでやる気が出ない…』

『日曜日の夜になると憂鬱になる…』

『一日が早くて何にも出来ていない…』

これはセラピストのあなたに限らず、ビジネスマンや主婦、学生など様々な人にもあてはまります。

しかしセラピストという職業の特性上、痛みのある方や身体に障害や不自由がある人と接し、自分が出来ることの限界を感じ、力になれないとなかなかやる気が出てこない時があります。

特に勉強会やセミナーなどに行くと、あなたと同じような志を持った方が多くいるので刺激にはなりますが、自職場に戻るとどうしてもそのモチベーションを一週間保つのにも苦労することがあると思います。

そんな仕事にも日常の生活にもなかなかやる気が出なくて困っている方に送りたい5つの言葉があります。

是非あなたの心に響き、やる気を出す一つのきっかけになれれば嬉しく思います。

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言葉1 はじめはみんな、素人

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臨床1年目の頃は必死に業務を覚え、患者さんと向きあい、気づかないかもしれません。

しかし2年、3年と年数を重ねていくと、自分の無力さや知識の無さにやる気を失ってきます

でもここでやる気を無くし落ちていくか、それとも困難な壁を乗り越えて上を目指し上がっていくかで全く違って結果になります。

よくよく考えるとみんな最初は絶対素人なんです。

2年、3年も素人同然です。

プロスポーツ選手も総理大臣も2、3年頑張ったくらいじゃなれません!

何十年と努力を重ねたのちになれる人が大半です。

もちろん人よりもよく考え、効率よく行動することも重要です。

みんなスタートは全く何もない0からのスタートです。

自分のできないことばかりにフォーカスせず、もっと長い目で見ることでやる気が沸々と湧き出てきます。

 

言葉2 大事なのは失敗した後

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臨床で患者さんの治療を行っている人はわかると思いますが、一回の治療で痛みを完全に取れたり、可動域や筋力が劇的に変わることはあまりありません。

もちろんそれまでの過程も重要ですが、大半の治療は失敗します。

しかし大事なのはその”失敗を犯した後”なんです。

人は何度も何度も失敗を重ねると、やる気を失い、チャレンジする気持ちがなくなってきます。

そしてついにはチャレンジしなくなり、惰性的な治療へと陥ってしまう人が多いです。

『どうせ頑張ってもうまくいかないなら最初から頑張らなくていいや』

という風に考えてしまいがちです。

ここが仕事にやる気をもって臨める人とそうでない人を分ける違いになります。

仕事にやる気をもって臨める人は失敗はあって当然だと考えています。

そのため多少の失敗では立ち止まり、うずくなることなく、再度立ち上がり前へと歩き出します。

しかしそうでない人は失敗するたびに心を痛め、今後自分を痛めつけないように守るため失敗を避けようとします。

すると最終的にはそれが大きな差となり、モチベーションにも大きな違いが出てくるのです。

だから”失敗は当たり前、その後のチャレンジが大事”だと覚えておくとやる気を失わずに済みますよ。

 

言葉3 自分の無知に気付くこと

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どこがやる気の出る言葉なんだ!と怒られそうですが、少し聞いてください。

人の学びに終わりはないんです。

それは体のことであれ、社会全体やビジネスなどどの世界においても学びが完了することは決してありません。

だから勉強をして結果が出なくてもそこでやめてはいけないんです。

勉強しても終わりがないと理解しつつ勉強するんです。

学校のカリキュラムとは違い、ここまで覚えたら終了とかそんな概念はありません。

だから普通は勉強しても終わりがないならやる気が起きません。

そして学べば学ぶほど自分が無知であったことに気が付きます。

勉強が浅い人ほどそれに全く気付かず、変な自信だけ付いています。

そのためまずは『自分が無知である』ということに気付く、そして学びに終わりがないことを理解しつつ前へと進む

とても辛い言葉からも知れませんが、終わりのない旅の中に少しでも自分が自信を持って歩める道(治療スキル)を見いだせれば、仕事へのやる気も大きく変わってきます。

 

言葉4 ジェネラリストよりスペシャリスト

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ジェネラリスト:幅広い知識を持つ人

スペシャリスト:特定の分野に特化した知識を持つ人

毎週・毎月の様にセミナーへ顔を出していた私は分野に関係なく様々な知識を仕入れていました。

しかし今思うと知識の幅は広がったものの、その深さはとても浅いものでした。

その浅さとは応用の効かない浅さです。

知識や言葉に関してはいろいろ知っていても臨床で応用できなかったり、役に立つレベルではありませんでした。

要するに『頭でっかち』です。

これだと雑学レベルでの役にしか立ちません。

しかし特定の分野に特化して勉強しているスペシャリストの人はみんなからの信頼が厚いです。

『足部のことでわからないなら〇〇に聞こう!』

『肩関節疾患の患者さんでなかなか治療がうまくいかないから〇〇にみてもらおう!』

このように周りの人から信頼されています。

スペシャリストのように勉強を深めていけば何かにつまづいてもすぐに違う方法が思い浮かんだり、応用が効きやすいです。

もしこれから勉強していこうとするなら…

『ジェネラリストよりスペシャリスト』を目指し、周りから一目置かれるくらいの知識になると仕事に対するやる気もきっと変わってきます。

 

言葉5 自分のためでなく、人のために

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最後に送る言葉はこの言葉です。

結局、人は自分のために頑張ることにはすぐに限界を作ってしまい、諦めるのも早いです。

しかし『自分以外の人のため』ならなかなか簡単に諦めることが出来なくなります

私も今まで心配や苦労をかけてきた両親や家族のために頑張っています。

自分の思いは簡単に裏切れるかもしれませんが、両親や家族のことは簡単に裏切られません。

何か辛いことがあっても両親や家族の未来を思い、今自分ができることを精一杯にやりきる。

あなたがやる気のない状態でも支えてくれる人はきっとどこかにいます。

自分でその存在に気付いているなら『その人のために』頑張りましょう!

花を咲かせることがなくてもあなたが頑張ることできっと『その人には』届きます。

『自分以外の大事な人のために頑張る』というやり方を見つけられればきっと自然にやる気は起きてくるはずですよ。

 

まとめ

言葉1 どんなに偉い人でも最初はみんな素人からだと知る
言葉2 何度も失敗とチャレンジを繰り返す
言葉3 まず自分が無知であることを認める
言葉4 スペシャリストを目指す
言葉5 自分以外の大事な人のために努力する

 

いかがだったでしょうか?

あなたの『やる気』に火をつける言葉はありましたでしょうか?

世の中には他にもたくさんのあなたを勇気づけてくれる言葉があります。

もちろんそれに依存せず、自分の心の火を灯す一つのきっかけにしてもらえればと思います。

一つの言葉で人生が変わる人もいます

是非、あなたもそんな言葉とであってほしいと思います。

今回も最後までご覧いただきましてありがとうございました。