養成校時代なんか全然心理学の授業なんか面白くなかったんですが、最近は心理学にはまっています。
人の特性を知り、それを生かしてコミュニケーションで活用する。
すると面白いようにことが運んだりするんです。
いやもちろん最初は妻や両親、子どもなんかで試したりするんですが…
(いきなり患者さんで試して失敗したらその対処法とかまで考えてないですからね…)
そうそう、話を戻すとあなたは誰か自分以外の相手に対して物や情報なんかを先に与える方ですか?それとも与えられる方ですか?
もちろんここでいう物とか情報は当然有益なもので価値のある物です。
というか大体、答えはわかると思うので先に言っときますが、相手に【与える】立場に立っている方がいいです。
ではそれはなぜか?
そこを今回、掘り下げて説明していきたいと思います。
あなたも一度、いや一度といわず何度も感じたことのある感情だと思うので、少し自分のことを思い返しながら読んでいただきたいと思います。
見出し
先に相手に与える。その心理とは…
相手が求めているもの、欲しがっているもの。
それが物であれ、情報であれ、相手が望んでいるものであれば積極的に与えましょう。
心理学の世界ではそのことを…
返報性の法則と呼んでいます。
要するにこちら側から先に物や情報を与える。
すると相手はどのような気持ちになるか、あなたも何か相手から先に自分が欲しかったものをもらった時の感情を思い返してみてください。
どう思いますか?
おそらく多くの人が思うのは…
『何か返さなきゃ』です。
これが自然に起こる人間の心理です。
いやもちろん”嬉しい!”が先立つことはわかります。
しかしその次にはもう『何を返そう…』 『何を返したら喜んでくれるかな…』こう思い出すんです。
再度言いますが、これを返報性の法則といいます。
返報性の法則:具体例①
簡単なところで言えば、誕生日プレゼントです。
まだ物心つかないうちはこのような感情は湧かないと思いますが、小学生などある程度大きくなってお友達から誕生日プレゼントをもらったりすると…
『来月の〇〇ちゃんのお誕生日プレゼントは何をお返ししようかな?』
なんて考えます。
特に女の子はお友達同士でプレゼント交換など頻繁にしていますから、男性より女性の方がこの返報性の法則に関しては響くところがあるでしょう。
返報性の法則:具体例②
今度は社会人になり、ビジネスの世界で考えてみましょう。
わかりやすいところで言うと、【試食】や【無料サンプルプレゼント】などが挙げられます。
特に試食なんかは目の前の商品をわざわざ調理して渡してくださるので、相当心を揺さぶられます。
特に子供が試食したときなんか…
「パパ!これ美味しいよ!まだたくさん食べたい!」
なんて言えば買わないわけにはいきません。
子供に食べさすなんてうまいことしますよね…もしこれで買わなきゃすごい目で見られそうですもんね…
無料サンプルのプレゼントも大体似ています。
本当に欲しい商品の無料サンプルが配られれば必ずもらいます。
そしてその商品が相当悪くなければ、買ってみようかな…なんて気持ちになるのは目に見えています。
(無料サンプルのプレゼントって日本語が変ですが、わざとわかりやすくしてるのでご了承ください…)
返報性の法則ってネットでも生かせるの?
もちろん生かせますよ!
というかブログ自体、返報性の法則の塊みたいなもんじゃないですか?
無料でその人の考え方やものの見方、私のブログで言ったら治療に関する知識・情報を色々書いています。
もう一回いますが…
無料で!
もちろんここで終わりではないんですよ。
ただ自分の知識を整理したいとか、自由気ままに書きたいとかそんなことで終わらないです。
よりその人に必要な情報を届けられるように色々考えています!まだまだ思案中ですが…
だからブログ読んでもらって終わりー!じゃなくて…
ここがスタートみたいなもんですよね!
私の文章を気に入って連絡してくれる方もいますし、勉強熱心な方もいます。
私はそんな人たちと今後関係を保っていきたいと思ってるんです。
だからこのブログで自分なりの考え方とかたくさん発信することで自分と似た感性や向上心のある人たちと繋がりをつくるための場だと信じてるんです!
ちょっと脱線しましたが…最後に大事なことを伝えないといけません!
※返報性の法則の注意点※
これは絶対に伝えとかないといけないのでことです。
今まで語ってきた返報性の法則は良いことだらけだったはずです。
何かを相手に与えれば、その見返りが返ってくるかのような言い回しです。
しかし!
そうではないんです…
実際には期待し過ぎてはいけません。
返報性の法則を使えば必ず見返りがあるわけじゃないんです!
人は何かをあげたり、与えたときにその見返りを期待します。
しかしそれがどんな形で返ってくるのか、もしくは返ってこない場合もあります。
いや返ってこない場合の方が多いのかもしれません。
だから過剰な期待は相手を恨んでしまう一つの原因になりかねません。
そのため返報性の法則は絶対に見返りを求めないでください!
お返しをするか決めるのは相手です。
あなたではありません。
決定権があなたに無い以上、そのことで心を揺さぶられてはいけません。
しかし!
だからと言って返報性の法則は使わなくていいということではありません。
人間関係において返報性の法則はとても大事な心理テクニックです。
返報性の法則を活用しながら見返りは期待しない。
相手に与えて与えて与え続ける。
それは物や形のあるものでなくてはいけないという決まりはありません。
与えるものが優しい気持ち・言葉かけでもいいんです。
そう考えると今からでも使える方法だと思いませんか?
是非、あなたのコミュニケーション・相手との信頼関係を変えてくれるテクニックになると思いますよ。
まとめ
先に相手に与えるとその見返りがあることを返報性の法則という
返報性の法則は日常にあふれている
返報性の法則はブログでも生かすことができる
返報性の法則の注意点は見返りを求めないこと
いかがだったでしょうか。
ご自身の人生を振り返ってみても返報性の法則が至る所にあることに気付かされましたでしょうか?
先に与えることは非常に難しいです。
しかし返報性の法則が達成されたときの喜びはひとしおです。
実践あるのみです!
是非、今からでも自分に近い人から与えて続けてみてください。
きっと何かが変わると思いますよ。
それでは今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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